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CPO レーベル~2026年7月発売新譜情報(8タイトル)

掲載: 2026年06月10日 18:00

スッペ

CD(8タイトル)



■作品詳細

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回はエルンスト・タイス&フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団によるスッペの交響的幻想曲とスペイン舞曲集に、パパンドプロ:交響曲第2番、魔女たちの輪舞、18世紀後半、ロシアで活躍した2人の作曲家フォミーンとヴァンチュラによる管弦楽作品集、エミーリエ・マイヤー:弦楽四重奏曲集 第2集、ヴェルナー・アンドレアス・アルベルトによるヒンデミット管弦楽作品全集BOX第2集(5枚組)、ミヒャエル・シュナイダーが2005年から録音を続けたテレマンの管楽器のための協奏曲、全曲収録のBOX(8枚組)などCD8タイトルがリリースされます。

フランツ・フォン・スッペ(1819-1895):交響的幻想曲、スペイン風舞曲 他
エルンスト・タイス(指揮)フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団

1860年3月18日、ウィーンのオーケストラ協会「オイテルペ」のコンサートで、ザクセン=コーブルク=ゴータ公エルンスト2世(1818-1893)の作品と、彼の主題を用いたスッペの『交響的幻想曲』が初演され大成功を収めました。リベラルな政治家でありながら《カシルダ》などの歌劇を残し、ヨハン・シュトラウス2世を庇護したことでも知られるエルンスト2世と、テアター・アン・デア・ウィーンの楽長であったスッペ。二人は身分こそ違えど、作曲家としての才能を互いに認め合う関係でした。スッペは高い作曲技法を駆使し、公爵が書いた魅力的な主題を見事な交響曲へと織り上げたのです。後に喜歌劇《ボッカチオ》等で名をあげるスッペですが、本作や『レクイエム』のような芸術性の高いシリアスな作品でも優れた手腕を発揮しました。アルバムの後半を彩る『12のスペイン風舞曲』は、スペイン情緒を感じさせる小気味よく情熱的な小品集。踊りの伴奏ではなくコンサート用に書かれているため、テンポやリズムが千変万化し、曲中では名高い「ホタ」の旋律が顔をのぞかせます。
(ナクソス・ジャパン)

ボリス・パパンドプロ(1906-1991):交響曲第2番、魔女たちの輪舞
ヴァレンティン・エーゲル(指揮)リエカ交響楽団

ボリス・パパンドプロは、20世紀クロアチアを代表する作曲家・指揮者です。第2次世界大戦中には歌劇場監督などの要職を務めたため、戦後にファシスト政権への協力を疑われましたが、その後名誉を回復。社会主義体制下で求められた「社会主義リアリズム」と向き合いながら、民俗音楽や東洋的な響き、さらには12音技法までを柔軟に取り入れた独自の作風を築きました。1946年初演の交響曲第2番は、戦後初期の代表作の一つです。「芸術家が闇から光へ至る道程」を描いた全5楽章から成り、全曲は単一のモチーフによって統一され、民族的要素や異国情緒豊かな色彩が織り込まれています。「魔女たちの輪舞」は1959年に作曲されたピアノと管弦楽のための交響的スケルツォ。南スラブに伝わる竜の伝説に着想を得た幻想的な作品で、全音と半音が交互に現れる独特の音階や鋭い不協和音を駆使し、荒々しく神秘的な世界を描き出します。嵐のように鍵盤を駆け巡るピアノと、鮮烈な色彩を放つ管弦楽が一体となり、パパンドプロの豊かな想像力と卓越したオーケストレーションを示す傑作となっています。
(ナクソス・ジャパン)

エフスティグネイ・フォミーン(1761-1800):管弦楽曲、エルンスト・ヴァンチュラ:交響曲第1番、第2番
パヴェル・セルビン(音楽監督)ポリーナ・ゴルシコヴァ(共同監督)アンサンブル・アルテラ・パルス(古楽器使用)

18世紀後半のロシア音楽界で活躍したエフスティグネイ・フォミーンとエルンスト・ヴァンチュラは、多国籍な音楽文化を融合し、後のロシア国民様式形成に重要な役割を果たした作曲家です。二人はいずれもエカチェリーナ2世の台本によるオペラを手がけ、ロシア音楽史に独自の足跡を残しました。フォミーンは国費でイタリアに留学し、ボローニャで名高いマルティーニ神父に師事した作曲家。帰国後は歌劇で成功を収めましたが、宮廷から次第に離れ、39歳で早逝しました。このアルバムでは、彼の代表作の歌劇《ノヴゴロドの勇士ボエスラヴィチ》から舞曲や間奏曲を復元。ロシアの英雄叙事詩を題材としたこの作品では、多くの民謡が巧みに用いられ、古代ロシアの世界が鮮やかに描き出されています。
一方、ボヘミア生まれのヴァンチュラは、軍人としてウィーンに滞在した後にロシアへ渡り、女帝の寵愛を受けて帝室劇場管理部の中心人物となりました。舞台作品や交響曲で成功を収め、とりわけ「ウクライナの旋律に基づくロシア交響曲」や「ロシア交響曲」では、民謡を主題として取り入れた当時としては先駆的な手法を展開しています。本録音には、散逸した資料や初期の鍵盤用スコアをもとに復元された2作が収録されています。
演奏するアルテラ・パルスは、ケルンを拠点とする国際的なピリオド・アンサンブル。音楽学者と古楽の名手たちによって結成され、18-19世紀の埋もれた作品の研究・演奏で高い評価を得ています。本盤は、ロシア音楽黎明期を彩った二人の至宝の魅力を現代に伝える貴重な録音です。
(ナクソス・ジャパン)

エミーリエ・マイヤー(1812-1883):弦楽四重奏曲集 第2集
コンスタンツェ弦楽四重奏団

北ドイツのメクレンブルクで生まれ、20代後半で作曲家を志したエミーリエ・マイヤー。有名なバラード作曲家であるカール・レーヴェに師事し、交響曲から声楽曲まで幅広く作曲活動を行い、古典的な形式の中にロマンティックな旋律を組み込んだ作品で「女性版ベートーヴェン」とも評されました。彼女が遺した弦楽四重奏曲は、均整のとれた美しい構成で当時の批評家からも絶賛されました。彼女が実際に何曲の弦楽四重奏曲を作曲したのか、その正確な数は完全には明らかになっていませんが、現存するのは7曲のみで、その多くは1846~56年に集中して作曲されています。その中で生前唯一出版されたのが「ト短調 作品14」です。冒頭のわずか3音のテーマが第1ヴァイオリンとチェロの間で緊密に受け継がれ、終楽章の劇的な結末まで情感豊かな旋律が紡がれます。一方、初期作とみられる「ヘ長調」は美しい抒情性が特徴です。激しい対立よりもカノン風に絡み合うメロディや、三連符による穏やかな変化が楽しめます。第2楽章のスケルツォでは、ベートーヴェンの『英雄』を思わせる力強い和音から意外な転調を見せるなど、スリリングな仕掛けで聴き手を飽きさせません。
(ナクソス・ジャパン)

ハンザ同盟の古都の音楽 第4集 古都ハンブルクの音楽
マンフレート・コルデス(指揮)ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブル(声楽&古楽器アンサンブル)

中世から17世紀まで続いたヨーロッパの都市による経済同盟、ハンザ同盟の時代の音楽を都市ごとに録音する好企画の第4弾。第1集「シュトラールズント」(555578)、第2集「グダンスク(ダンツィヒ)」(555647)、第3集「マクデブルク」(555710)に続く今作は「ハンブルク」を取り上げています。
中世から交易都市として栄えたハンブルク。ハンザ同盟初期から参加するこの古都は音楽も盛んで、17世紀半ばには聖歌隊と器楽奏者で構成された「コルス・ムジクス」という楽団が定期演奏会を行っていたという記録もあります。ここには1年を通して壮麗な音楽が響き渡っていたという、当時のハンブルクの教会音楽が収録されています。
著名な音楽家一族であるプレトリウス家のヒエロニムスとヤコブの親子はオルガニストとしてハンブルクで活躍し、ヴェネツィア派の複合唱形式をドイツに導入した最初期の存在です。このCDにも複数の合唱隊から成る作品が収録されています。ヨハン・ショップはバッハの「主よ人の望みの喜びよ」の名で知られるコラールの旋律の作曲者として知られるヴァイオリンの名手で、ハンブルク市の楽団を率いていました。彼の「今こそわが魂よ、主をたたえよ」は、6声部の声楽と2声部の器楽からなる作品で、途中で5声のリピエーノが加わり、最大13声部になる凝った作品です。やはり優れたヴァイオリン奏者として名を馳せたディートリヒ・ベッカーは、ショップの後を継いで市の楽団を率いた存在で、技巧的な「3声のソナタ」に技量のほどが垣間見えます。ハインリヒ・シュッツに学んだマティアス・ヴェックマンは、音楽団体「コレギウム・ムジクム」を創設し、ハンブルクの音楽の発展に貢献した作曲家で、「いさかいは起れり」は声楽、器楽が織り交ぜられた14声の宗教的コンツェルト。他にも、やはりシュッツ門下でヴェックマンと親友であったというクリストフ・ベルンハルトの、2人のソプラノが活躍するシンプルな構成の「主に向かって喜びの叫びを上げよ」など3曲、17世紀のハンブルクの音楽界で最も重要な存在であったトーマス・ゼレの、ハンブルクを称える大規模な「ハンブルク万歳!」など2曲を収録し、当時の活況の一端を知ることのできる内容となっています。
ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルは、ハンザ同盟と音楽の関係を研究・発表することを目的に2019年に発足した古楽アンサンブル。母体となるプロジェクトにはヨーロッパ中から600人を超える若い音楽家たちが集い、毎年9月にハンザ同盟の中心的都市であったリューベックで音楽祭とマスタークラスを開催しています。16-17世紀にかけての北ドイツ音楽の演奏・研究のスペシャリストであるマンフレート・コルデスは、1993年にヴェーザー・ルネサンスを結成し、CPOレーベルなどに50枚を超えるCDを録音、その優れた演奏で、世界中から高い評価を得ています。ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルには指揮者・音楽監督として参加し、若い古楽演奏家たちを鼓舞しながら、そのポテンシャルを引き出したすばらしい演奏を聴かせています。この録音では、若手奏者に混じり、テノールのヤン・ファン・エルサッカー、ヴィオラ・ダ・ガンバのヒレ・パールなど古楽ファンにはお馴染みのベテランたちも名を連ねています。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):イタリア語によるソプラノのためのカンタータ集
ミリアム・アルバーノ(ソプラノ)、アカデミア・モンティス・レガリス(古楽器使用)、ディゴ・アレス(チェンバロ)

18世紀ドイツの音楽史上の重要かつ独創的な存在として再評価著しいハイニヒェンの貴重なソプラノ独唱カンタータ集。
1683年、ザクセン=ヴァイセンフェルス公国の小村クレスルンに生まれたヨハン・ダーフィト ・ハイニヒェンは、ライプツィヒの名門トーマス教会付属学校で音楽教育を受け、その後ライプツィヒ大学で法律を学んで弁護士として数年活動した後、音楽への情熱を捨てられず、作曲と音楽理論にのめり込んでいきました。1710年にはイタリアに留学し、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマを旅してヴィヴァルディ、A.スカルラッティ、ガスパリーニなどの音楽に触れ、研究する機会を得ました。当時の流行の先端であったイタリアの音楽とドイツの伝統的な対位法とを融合させることで独自の音楽を確立。やがてドレスデン宮廷で、当代屈指の管楽器奏者たちを擁していた宮廷楽団のポテンシャルを最大限発揮させる作品群を生み出すことになったのです。
20世紀末からハイニヒェンの再評価は急激に進み、作品の研究・発掘の成果によって、複数の管楽器が活躍する大規模な編成の協奏曲や管弦楽曲などを中心に録音が増え続けていますが、声楽作品、特に60曲を超える室内カンタータの録音はいまだ珍しいものとなっています。彼の室内カンタータは主にイタリア語による独唱作品で、A.スカルラッティらのスタイルを踏襲していますが、楽器の選択やその使用法において特徴があり、ドレスデン宮廷の名手たちを想定したオーボエやフルート、ホルンといった管楽器、そしてリュートに重点が置かれています。
「ヨーゼファの日の美徳 La Virtù nel giorno di Gioseffa」は、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世の妻マリア・ヨーゼファを讃えるカンタータ。協奏曲的な様式を持つ3つのアリアでは、フルート、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラが活躍し、宮廷楽団にこれらの楽器の名手がいたことをしのばせます。「キリスト教徒の日のためのカンタータ」は、アウグスト3世の誕生日の祝賀のためのカンタータ。こちらもフルート、オーボエ、ヴァイオリンが活躍し、ソプラノが歌う優美な旋律で候の美徳と輝かしい未来を賛美します。そのほかの3曲はイタリア語カンタータの典型である恋愛が題材で、恋の喜びと苦悩を歌うソプラノをハイニヒェン独自の楽器法が彩る美しい作品です。
アカデミア・モンティス・レガリスは長年に渡り古楽の研究を推進してきたピエモンテの財団で、17~18世紀のレパートリーを歴史的奏法と古楽によって演奏することを目的として1994年に創設された同名の楽団を持っています。イタリア人を中心に優れた古楽演奏家が集い、これまでにコープマン、サヴァール、ホグウッド、ゲーベルといった指揮者・演奏家たちと共演し、デ・マルキやオノフリらとの録音は国際的に高い評価を得ています。2010年から18年にかけて、インスブルック古楽音楽祭のレジデント・オーケストラを務め、毎年オペラ上演にも携わりました。この録音は、2014年、ローマのトル・ヴェルガータ大学に17~18世紀のイタリア語によるカンタータの専門的な研究のために設立されたイタリア・カンタータ研究センター(CSCI)の協力を得て企画されたもの。harmoniamundiレーベルなどへのソロ録音で世界的に高く評価されているスペインのチェンバロ奏者ディエゴ・アレスが通奏低音奏者として参加し、当盤が初のソロ・アルバムとなるヴェネツィア出身のソプラノ歌手ミリアム・アルバーノが、幅広い声域と柔軟な歌声に支えられた技巧的な歌唱を披露。器楽陣の色彩感あふれる演奏と共に聴きものとなっています。
(ナクソス・ジャパン)

パウル・ヒンデミット:管弦楽作品全集 第2集(5枚組)
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)タスマニア交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、クイーンズランド交響楽団、ほか

ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(1935-2019)は、近代・現代の知られざる作品の紹介に尽力したドイツの指揮者です。大学で音楽学などを学んだ後、ヘルベルト・フォン・カラヤンやハンス・ロスバウトに師事し、1961年にデビュー。ヤッシャ・ハイフェッツやイェフディ・メニューインら著名な演奏家とも共演を重ねました。ニュルンベルク交響楽団をはじめとする国内外の楽団で首席指揮者を務め、1981年からはオーストラリアの主要なオーケストラを指揮、来日公演でも好評を博しました。さらにバイエルン州立ユースオーケストラを25年にわたり率い、後進の育成にも貢献しました。とりわけcpoレーベルやドイツの放送局と連携した録音活動で知られ、ヒンデミット、コルンゴルト、ジークフリート・ワーグナーらの作品を中心に多数の録音を残しており、そのディスコグラフィの希少性と確かな手腕は、多くの音楽愛好家から高く評価されています。
この「ヒンデミット:管弦楽作品全集 第2集』は、好評を博した第1集(999248)に続くもので、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲をCD5枚に収録しています。各ディスクはオリジナル・アートワークを施した紙ジャケット仕様となっており、詳細なブックレットも付属します。アルベルトが遺した貴重な録音を、丁寧な装丁とともに味わえるセットです。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・フィリップ・テレマン:管楽器のための協奏曲全集(8枚組)
ミヒャエル・シュナイダー、ラ・スタジオーネ・フランクフルト、カメラータ・ケルン、ほか

【テレマンが遺した管楽器協奏曲を集大成した8枚組ボックスが登場】
オーボエ、オーボエ・ダモーレ、フラウト・トラヴェルソ、リコーダーなど、当時用いられた様々な管楽器のためにテレマンが書いた協奏曲を網羅。様々な楽器を巧みに弾きこなしたと言われるだけに、各楽器の個性と魅力を存分に引き出しています。テレマンはイタリア風、フランス風、ドイツ風といったスタイルを自在に使いこなし、更にポーランドの民俗音楽など当時としてはエキゾティックな要素も効果的に取り込むことができたので、その音楽世界は変化に富んで多彩。cpoレーベルはミヒャエル・シュナイダー率いるラ・スタジオーネ・フランクフルト、カメラータ・ケルンらの古楽器奏者たちとともに長年にわたり録音を進め、その成果を本ボックスに集成しました。
ブックレットにはテレマン研究の第一人者ヴォルフガング・ヒルシュマン教授による解説を収録。さらに、本全集収録曲を楽器編成別に整理した一覧を掲載し、調性、TWV番号、収録ディスクおよびトラック番号を明記しています。音だけでなく文献資料としても価値の高い、テレマン・ファン必携のセットです。
(ナクソス・ジャパン)

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