Naxos~2026年7月第1回&第2回発売新譜情報(9タイトル)
掲載: 2026年06月10日 19:30

CD(9タイトル)
■作品詳細
今回は注目の八木澤教司の作品を含むアルバム「21世紀のブラス・アンサンブル」に、シュニトケの2つのヴァイオリンのための作品集。ワディム・グルズマンとフリーデマン・アイヒホルンの演奏。ほか、クロンマーの交響曲とコンチェルティーノ、中国出身、アメリカで活躍する女性作曲家チェン・イの作品集、ラインベルガーの美しいピアノ・ソナタ集、プレイエルの弦楽五重奏曲集など世界初録音を含むCD9タイトルがリリースされます。
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21世紀のブラス・アンサンブル - 八木澤教司、ヴァレリー・コールマン、バーバラ・ヨーク、カタジ・コプリー 他
ブラス・フォー・アンコモン・タイムズ、ブライアン・カウフマン(指揮)
「ブラス・フォー・アンコモン・ダイムズ」はメリーランド州ボルティモア地区から選りすぐられた金管奏者と打楽器奏者によるアンサンブル。2024年結成で、バンド名は1曲目に収録された「ファンファーレ・フォー・アンコモン・タイムズ(激動の時代のためのファンファーレ)」から採られています。コープランドの「ファンファーレ・フォー・ザ・コモン・マン(邦題:市民のためのファンファーレ)」をもじって名付けられた同曲は、コロナ禍が明けやらぬ2021年の空気を反映していますが、他の収録曲も危機感や葛藤、闘争といった要素を含んでおり、それが静寂から狂騒までダイナミック・レンジが極めて広い音楽として表現されています。華麗一辺倒な音楽ではありませんが、決して厭世的・悲観的ムードに終始するものではなく、ソロ・パートに要求される超絶的なテクニックと共に、困難な時代に生きてゆく勇気を伝えようとする聴き映えのする音楽となっています。地球、自然、人間の命運をモチーフとした八木澤教司の「蒼光の紋章」が収録されていることも注目です。
(ナクソス・ジャパン)
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アルフレート・シュニトケ(1934-1998):2つのヴァイオリンのための作品集
ワディム・グルズマン(ヴァイオリン)、フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)、ほか
「多様式主義」で知られるシュニトケが2つのヴァイオリンのために遺した作品を集めたアルバム。ユーモアとパロディのセンスが楽しい「ハイドン風モーツァルト(モーツ・アルト・ア・ラ・ハイドン)」は、演奏頻度も高く、彼の代名詞的な作品。バロック時代の形式を借りた合奏協奏曲では、擬古典主義とモダニズムが交錯し、現代楽器のオーケストラにプリペアド・ピアノやチェンバロ、チェレスタを混ぜることで生まれるサウンドは今も聴き手の想像力を刺激します。グルズマンとアイヒホルンの2人の名手が「シュニトケ・スピリット」を思う存分表現しています。
(ナクソス・ジャパン)
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フランツ・クロンマー(1759-1831):管弦楽作品集 第1集 - 交響曲第1番、第2番、コンチェルティーノ
マレク・シュティレツ(指揮)チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
チェコ出身のフランツ・クロンマーは、レオポルト・コジェルフの後任としてウィーンの宮廷作曲家を務めました。近年、音楽学者パドルタによる作品目録の完成でその全貌が明らかになっています。ヴァイオリン奏者だったクロンマーの作品のは弦楽四重奏曲を含む室内楽作品が多数を占めますが、交響曲も10曲余り(散逸・消失したものを含む)あるとされています。ここに収録された2つの交響曲は、活気ある急速楽章と典雅な緩徐楽章に優美なトリオを持つメヌエットを備えた古典派の王道を行く4楽章構成。コンチェルティーノは3つのソロ楽器を立てた協奏交響曲風の編成ですが、内容的には2つのメヌエットを持つ5楽章構成のディヴェルティメントで、演奏時間は2つの交響曲を上回ります。オーケストラはほぼ伴奏に徹し、3つの独奏楽器が全編で明るく華やかな彩りを添える様は実に聴き映えがするものです。当時の楽団に優秀なソロ奏者がいたことが想像されます。
(ナクソス・ジャパン)
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全曲、この編曲版による世界初録音
チェン・イ - 陳怡(1953-):ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための作品集
パトリック・イム(ヴァイオリン)、プン・キウトン(ピアノ)
中国出身、アメリカで活躍する女性作曲家チェン・イの作品集。東洋と西洋の伝統を見事に結びつけた彼女の音楽は、中国の伝統的な語法をベースにしながら、西洋の現代的な手法を融合させています。二胡を思わせるサウンドや京劇の旋律を交え、杜甫の詩『春夜喜雨』の情景を鮮やかに描き出す「ドレスデンの春」。「The Soulful and the Perpetual」は、抒情的な旋律と無窮動の部分の対比が鮮烈です。さらに、中国西部伝統の管楽器の響きを模した「3つのバガテル」や、獅子舞の激しい打楽器のリズムと民俗舞踊を題材にした技巧的で色彩豊かな「中国民族舞踊組曲」を収録。西洋の楽器からアジアの息吹と驚異的なダイナミズムを引き出す、彼女の卓越した作曲技法を心ゆくまで堪能できる充実の一枚です。
(ナクソス・ジャパン)
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ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):ピアノ・ソナタ第2番 - 第4番「ロマンティック」
ドミトロ・セミクラス(ピアノ)
リヒテンシュタイン出身でドイツを中心に活躍したラインベルガーは、作曲家・教育者として名高い存在であり、オルガン音楽の大家として有名ですが、実は膨大な数のピアノ曲にもその優れた才能を発揮していました。伝統的な古典・ロマン派の語法に根ざしたピアノ・ソナタは、シューベルトやメンデルスゾーンらの伝統を継承した流麗な旋律、洗練されて均整のとれた造形、ドラマチックな転調が魅力。華美で表面的な効果に頼ることな
く、内省的で気品ある世界を描いています。とりわけ最晩年の失意と病苦の中で出版された第4番「ロマンティック」は、過去の自作素材を織り込みながら、より劇的な緊迫感と深い精神性を湛えています。演奏するドミトロ・セミクラスはウクライナ出身。グラーツ国立音大で学び、多くの国際コンクールで入賞。ウクライナ国立響等のオーケストラや著名指揮者と共演し、ウィグモア・ホールなど欧州各地の舞台で活躍しています。
(ナクソス・ジャパン)
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フロマンタル・アレヴィ(1799-1862):歌劇《ユダヤの女》(3枚組)
ヘンリク・ナナシ(指揮)フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団
アレヴィのグランド・オペラの代表作《ユダヤの女》。国際的成功を収めワーグナーらも称賛した名作ながら20世紀には上演が激減、しかし近年その価値が見直され、欧州の主要な歌劇場で再び盛んに上演されるようになっています。
本作では、ユダヤ人のエレアザール役にベルカントの名手ジョン・オズボーン、娘ラシェル役にドラマティック・ソプラノのアンバー・ブレイドら、実力派歌手を起用。さらにラシェルの恋人レオポルド公役のジェラール・シュナイダー、ユードクシー役のモニカ・ブツコフスカらが脇を固めます。2012~17年にベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督を務め、現在は名だたる歌劇場から引く手あまたのヘンリク・ナナシがフランクフルト歌劇場のオーケストラと合唱団を指揮。推進力に富む引き締まった表現で、作品にヴェリズモ・オペラのような緊迫感をもたらしています。
【同内容の映像】
DVD…2.110781
Blu-ray…NYDX-50438(国内仕様盤)
NBD0190V(輸入盤)
(ナクソス・ジャパン)
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イグナーツ・プレイエル(1757-1831):弦楽五重奏曲集 Ben. 271-273
ペットマン・アンサンブル
ピアノ製造で知られるプレイエルは、かつてハイドンに師事し、18世紀後半に絶賛された作曲家でした。彼が1785~89年に残した弦楽五重奏曲(生前出版された12曲と未出版の1曲)は、生き生きとした躍動感と、美しいメロディの調和、内側からあふれる優美さが魅力。大いに人気を博して、海賊版の楽譜が出回るほどでした。ここに収録された3曲は、モーツァルトを刺激して同ジャンルの傑作を書かせる契機となったものです。オセアニアの演奏家で結成されたペットマン・アンサンブルは、古典派から現代音楽まで柔軟な編成で挑む室内楽団です。若手育成にも注力し、ロンドンのコンサート・シリーズや、BBCラジオ出演など欧州各地で成功を収めています。
(ナクソス・ジャパン)
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ラリー・リプキス(1951-):ピエロと仲間たち ー 4つのコメディア・コンチェルト
テオドレ・クチャル(指揮)リヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団
アメリカの作曲家ラリー・リプキスは、ルネサンス音楽の演奏家としても高く評価される存在です。100曲を超える作品を残しており、本作では古楽への深い造詣を背景に、イタリア伝統の即興仮面劇「コメディア・デラルテ」の登場人物たちを題材とした4つの協奏曲を披露しています。各作品では、各人物の性格が楽器の個性を通して鮮やかに描かれ、お茶目な「ピエロ」をユーモラスに演じるファゴット、移り気で魅力的な「コロンビーナ」を軽快に映し出すヴァイオリン、若々しい「インナモラータ(恋する乙女)」を清らかに歌うフルート、そしてアクロバティックでユーモラスな「アルルカン(アルレッキーノ)」を豪快に描くバス・トロンボーンが躍動します。名手たちのソロに加え、クチャルが指揮するリヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団の色彩豊かな演奏も聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)
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ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:歌劇《フロリダンテ》~または、隠されたヒロイン
チェンバレス(古楽アンサンブル)
2014年に設立された古楽アンサンブル「チェンバレス」は、その名の通り「チェンバロを用いることなく」女声歌手にリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、撥弦楽器と
打楽器を加えたユニークな編成で、その実験精神と活気にあふれた舞台作りで受賞を重ね、注目度を高めています。本作は、ポエトリー・スラマー(朗読パ
フォーマー)のフロリアン・ヴィンテルスを迎え、ヘンデルの3幕物のオペラ《フロリダンテ》を大胆に再構成し、1時間弱のドラマに凝縮。エスニック・テイストをまじえ
た即興精神豊かな演奏と現代の朗読を融合させ、「権力や金、戦争」と「人間愛」という普遍的な対立を一種の運命の輪のように描写。非情な運命に翻
弄されながらも、必死に抗う人々の姿をエネルギッシュで感情豊かな音楽の中に映し出し、「最後には愛が勝つ」というテーマを力強く訴えます。
(ナクソス・ジャパン)
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2026年6月第1回&第2回発売タイトル
カテゴリ : ニューリリース