彼女の最近の活動をチェックしてみよう!

Ann Sally 『2001-2005 Best of Best』　ビデオアーツ『こころうた』までの彼女の足跡を振り返るベスト・アルバム。ボサノヴァ、ジャズ・スタンダード、ニュー・ミュージックに歌謡曲、どのタイプの場合も背筋がシャンと伸びているなぁ、という印象を持つ。“黄昏のビギン”など2曲の未発表ライヴ音源収録が嬉しい。

VARIOUS ARTISTS 『Love』　plants／RD（2007）〈LOVE〉がテーマの本コンピの冒頭を飾るのは、Ann Sallyによる李香蘭の代表曲“夜来香”のカヴァー。春風のなかで鳴くうぐいすのような麗しい歌声が素晴らしい。醸し出すしっとり感も絶品。そうそう、古い歌謡曲に向き合うときの彼女って、いつもどこか凛々しく見えるんだよね。

Pan Cake 『Southern Kids』　EMI Music Japan（2006） スティールパン奏者の原田芳宏率いるアコースティック・トリオの4作目。ここに収録された小笠原古謡の“レモン林”では、軽やかな音色の上でAnn Sallyの歌声が心地良さげに微睡んでいる。アロハ姿の彼女が手を振ってるよ。彼らは『こころうた』でも彼女をばっちりサポート。

JOHN TROPEA 『Tropea 10 -The Time Is Right』　ビデオアーツ（2007） フュージョン界の大御所ギタリストの最新作に彼女が参加、“Will You Love Me Tomorrow”“La La Means I Love You”でソウルフルな歌を聴かせる。彼女が敬愛するローラ・ニーロのバックを務めていたトロペイとのハートウォーミングな触れ合いぶりが素敵だ。