而立
LAに拠点を置き、ドゥービー・ブラザーズのメンバーと組んで制作したアルバム『YAZAWA』をUSでリリースするなど、海外進出に積極的だった30代。国内のツアーにもドゥービーズのメンバーを従えて敢行したり、『共犯者』をロンドンで録音するなどスケールの大きなロックスターとしての活動が展開された。一方で吉田拓郎や西岡恭蔵といった日本のフォーク/ニューミュージック系のミュージシャンとソングライティング上で組むなどの柔軟性も。あらゆる垣根を越えて幅広い世代に影響を及ぼしている。
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、矢沢永吉の81年作『YAZAWA』(ワーナー)、88年作『共犯者』(EMI Music Japan/GARURU)
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2010年06月17日 19:30
更新: 2010年06月17日 19:30
ソース: bounce 321号 (2010年5月25日発行)
文/岡村詩野