インタビュー

 

88年に東芝EMI(現在のEMI Music Japan)へ移籍し、ふたたび日本国内をメインに活動するようになった40代。世界的なオルタナ・ブームの時代に、『情事』『HEART』といった質の高い作品をコンスタントに出すだけではなく、ほぼ毎年大掛かりな全国ツアーを行い、ヴェテランとしてフィジカルの強さを見せつけ、シーンの底上げを図ったその功績は大きい。また、某飲料メーカーのTVCMでは楽曲提供のみならず自身も出演するなど、ヒューマンで親しみやすい側面を見せはじめたのもこの頃だ。

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、矢沢永吉の89年作『情事』、93年作『HEART』(共にEMI Music Japan/GARURU)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年06月17日 19:30

更新: 2010年06月17日 19:30

ソース: bounce 321号 (2010年5月25日発行)

文/岡村詩野