INTERVIEW(2)――完全に女の子になってます
掲載: 2010年07月07日 18:00
完全に女の子になってます
――先程話が出た“Talk To Me―キミノモトヘ―”はどんな思いを歌った曲なんですか?
KAZ「テーマは〈叶わぬ思い〉。すごく大切な人を失ってからの女性の気持ちですね。いまでもずっとあなたのことを思っていて、もっと近くで声が聞きたい、もっと近くであなたを感じたい。あのとき自分がわがまま言わないでおけば続いていたのかもしれないのに、自分だけの感情で状況が変わってしまった、だけどいまでもあなたのことを思ってるよっていう、超切ない歌です」
NAT「両思いの恋であっても、片思いの恋であっても、たぶん女性はみんな一度は感じる気持ちなんじゃないかなって思いますね」
KAZ「私はブリッジの〈いつかこの涙が舞い上がって~〉っていうところは歌いながら泣いちゃいそうな感じになってますから。ライヴでそこになったら〈あ、こいつ、いま、泣きそうなんだな〉って思ってもらえれば(笑)」
NAT「サングラスで隠れてますけどね(笑)。私はこの曲歌ってるときは完全に女の子になってますね」
KAZ「あなた、女の子なんですけど(笑)?」
NAT「そうだけど(笑)。いつもは何かに憧れてる女性なんですよ。強くなりたい女性、楽しみたい女性、がんばりたい女性、躓きたくない女性……いろいろあるんですけど、この曲はそうやってどうにか前に進みたいっていう気持ちよりも、いま、目の前のことでいっぱいいっぱいで、この切ない現状を噛み締めてるひとりの女性を表現したくて。気持ちって伝染していくものだから、聴いてくれる人も、観てくれる人もそういう気持ちになって、曲を感じてもらえたらなって思うんです。〈この人たちにはこういう一面があるんだな〉っていうよりも〈私にもこういう気持ちになったことがあったな〉って自分を主役にして聴いてほしい曲ですね」
――実際、今回のアルバムでは歌い方、歌声が変わりましたよね。
KAZ「変わりました」
NAT「変わりましたね。女の子になりました(笑)」
――特にKAZがね。ガラ声控えめだから、今回は。
KAZ「そうなんですよ。“Fire Up”とか“Bakusou Rida”とかはいままでと同じ感じなんですけどね」
――こういう歌い方は、レコーディングで少しずつ試しながら見つけていったものなの?
KAZ「いや、そうではなくて。“Hey Boy”の声だったり、“Talk To Me―キミノモトヘ―”の声だったり、“Aiyaia”の声だったり、いろんな声があるんですけど、全部自分のなかではパターン的に持ってるもので。それをコントロールしながら歌ってましたね」


