インタビュー

HTに通じる日本のリラクゼーション・ビーツ作品――(2)

 

6. VARIOUS ARTISTS 『Sounds of color』 Palette Sounds(2010)

Cradleの瀬戸智樹が自身のレーベルから提示した色とりどりな音のパレット。TRI4TH、Raujikaらのビート職人も、Asuka MochizukiやANAN RYOKOらの演奏家たちも大きなカンヴァスの上で美しく融和するかのよう。

7. HAZZY 『Glitter』 Libyus(2009)

中身のわからないジャケですが……穏やかなリズムとメロディーが良い意味で小さな感動をつれてくる和み系ヒップホップ作品です。〈星に願いを〉のカヴァーが優美。

8. VARIOUS ARTISTS 『MY PIANO SINGS』 Pヴァイン(2010)

ANAN RYOKOをはじめ、ピアノ主導曲でまとめられた美メロ満載コンピ。結びにはTAKAYAMA“PUKE”のアコースティック版も控え、HYDEOUTとの仕事で知られるFJDのアートワークそのままの鮮やかさ。

9. LUSRICA 『MARVELOUS NOTES』 IntroDuCing!(2009)

大ヒットした『ESTRELAS LUSTRANDO』に続く2作目。久石譲に通じるメロディーのスケール感は健在で、ビートにはダンサブルな展開もありますが、全体の聴き心地はゆったり&まったり。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年07月16日 13:36

更新: 2010年07月16日 13:36

ソース: bounce 322号 (2010年6月25日発行)

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