キノコホテル 『マリアンヌの休日』
[ interview ]
ファッション/サウンド/パフォーマンスのいずれにおいても唯一無二の存在感を放つビザール・ロック・バンド、キノコホテル。メジャー・デビュー作『マリアンヌの憂鬱』では華麗さと毒気をたっぷりしたためた〈昭和元禄の世界〉を構築し、GS歌謡マニアのみならず幅広い音楽リスナーに大きな衝撃を与えた彼女たちより、新作ミニ・アルバム『マリアンヌの休日』が到着した。
〈休日=楽曲の制作はない〉と銘打たれた本作は、どんどん過激になってきているという実演会ではすでにお馴染みのレパートリーも含むカヴァー集。これがまた、選曲/アレンジ/ヴィジュアルのどこをとっても実にクールな内容だ。この6曲を聴くことで、いまだ謎の多い彼女たちの素顔を垣間見ることはできるのか? マリアンヌ東雲(支配人:歌/電気オルガン/パーカッション)とイザベル=ケメ鴨川(電気ギター)の2人に話を訊いた。
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