カジヒデキとリディムサウンター 『TEENS FILM』
[ interview ]
ネオアコ道を突き進むカジヒデキと、ソウルからクラブ・ミュージック、クラシックと幅広いバンド・サウンドを追求するRiddim Saunter。約15歳の年齢差というギャップを吹き飛ばす音楽相性バッチリの彼らが強力タッグを結成し、爽快なギター・ポップ・アルバム『TEENS FILM』を完成させた。本作は、メロディーセンス抜群のカジと、疾走感とエナジー溢れるサウンドを聴かせるリディムという、両者の持ち味が見事に出まくった、瑞々しい楽曲がずらりと並ぶ作品だ。
話はちょっと逸れるが、カジは以前、リディムの中心メンバーであるTA-1に彼のトレードマークである短パンをプレゼントしたという。それは単なる贈り物ではなく、ズバリ〈音楽闘魂伝承の証〉と言っていい。そんな強い師弟関係に結ばれた両者が、本作への思いを語ってくれた。
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