インタビュー

モード外仕事セレクション



レディオヘッド“Good Evening Mrs Magpie”やビョーク“The Dull Flame Of Desire”といった大物のリミックスで広く認知を得るに至ったモードセレクターですが、彼らのプロデュース/リミックスは早い時期から多岐に渡って展開されていました。まず忘れ難いのが、自作にも迎えたTTCをガラージ風のブリブリなクラップ・ビートで援護した“Une Bande De Mecs Sympas”。異能同士の合体という意味では、ポワリエの“Blazin”に施したスペイシーなダブステップ・リワークも聴き逃し厳禁のドープさですね。また、マット・シェイドテック(現ダッティ・アーツ主宰)と共同で手掛けたジャーダン・ブラッカムーア“Dem A Idiot”のヘヴィー&パーカッシヴといったら……いろいろ掘ってみましょう!

 

▼関連盤を紹介。

左から、ビョークの編集盤『Voltaic』(One Little Indian/Polydor)、TTCの2006年作『3615』(Big Dada)、ジスラン・ポワリエの2007年作『No Ground Under』(Ninja Tune)、ジャーダン・ブラッカムーアの2009年作『Buzzrock Warrior』(Gold Dust Media/!K7)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年11月22日 18:15

更新: 2011年11月22日 18:15

ソース: bounce 338号 (2011年11月25日発行号)

文/出嶌孝次