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5678日ぶり! 2月27日に開催されたユニコーンのシークレット・ライヴを速報レポート!!

掲載: 2009年02月28日 03:00

更新: 2009年03月02日 11:34

集合場所は、横浜・みなとみらいの大駐車場。待ち受けているバスに乗り込むと……えっ、高速を走ってる!? 約1時間に渡る行く先知らずのバス・ツアー中にライヴ会場の座席が発表され(バス内で偶然座ったシートのカヴァーを外すと会場での座席番号が現れる仕組み)、到着した先は横須賀。2月27日、先日お伝えしたユニコーンのシークレット・ライヴが横須賀芸術劇場で行われた。

2009年の元日、16年ぶりの新作リリースを発表して後の彼らは全員お揃い、かつコスプレ紛いの衣装がトレードマークのようになっているが、この日のコスチュームは背中にそれぞれのイニシャルが入ったカーキ色のつなぎ。ステージ上に現れた5人は初っ端からエネルギー全開で、MCという名の休憩(!?)を巧妙に挟み込みながら、2時間半以上の完璧なエンターテイメント・ショウを繰り広げた。


 セットリストは、最新アルバム『シャンブル』の収録曲や旧作の代表曲のみならず、割とマニアックな部類の楽曲も組み込まれており、意外性も十分。どの曲も年代の隔たりを感じさせず、フラットに〈いまのユニコーン〉の音として聴かせる個々のスキルとバンド力の高さは流石のひと言だ。さらには舞台演出もポップで過剰で絶妙にふざけたものとなっていたり、「曲と曲のあいだに長めのインターバルを入れると思いますが、ぜひこのペースでお願いしたいと(笑)」「段取りがわかんねえ!!」(奥田民生、ヴォーカル/ギター)、「(演奏に)余裕がありません」(EBI、ベース/ヴォーカル)、「今日は(ツアーの)0本目ということで、気合いがちょっと抜けています」(手島いさむ、ギター/ヴォーカル)など、ユルさをユーモアに変える巧みな話術を駆使したり(!?)と、どこから何を切り出しても楽しむことのできる盛り沢山な内容。招待制のプレミアム・ライヴにも関わらず、完全に3月5日から開始する全国ツアー〈蘇える勤労〉の前哨戦とも言える濃厚なステージで、バス50台で大移動した約2,000人の観客を魅了した。

あまりに大ヴォリュームな構成のため体力が保つか心配らしく、民生は終演間際のMCで「この後、(ツアーのセットリストをどうするか話し合う)会議を開こうと思います」などと言っていたが、ぜひこのままでがんばってもらいたい。いよいよ来週に迫ったツアー本編に期待が高まる。