TOY、結成7年目にして初のフル・アルバムをリリース
疾走感溢れるギター・サウンドのなかにシティー・ポップス的な洗練性を忍ばせた茨城出身の4人組バンド、TOY。先月発売のタワーレコード限定シングル“バスの行方”がスマッシュ・ヒットを記録するなど着実に支持層を広げつつある彼らが、待望のニュー・アルバム『A City’s Guidebook』を6月9日にリリースする。
TOY 『A City’s Guidebook』ジャケット画像
2004年の結成以来、初のフル・アルバムとなる本作には全11曲を収録。前述のシングルに収められていた“バスの行方”“フシギナユメノクニノハナ”や2007年発表のミニ・アルバム『雨の街』から“雨の街うわのそら”、そして現在は入手困難になっているデモCDの楽曲“たそがれスーパーカー”など、良質なポップスを生み出し続ける彼らの歩みを総括した作品に仕上がっている模様だ。横田浩之(ヴォーカル/ギター)は、同アルバムについて以下のようにコメントしている。
「人が生活する街にはさまざまな色、匂い、温度があって、そのひとつひとつの裏側に結び付いている記憶や感情が確かに存在します。僕らの街も例外ではなく、いろんな想いを映し出してくれる場所だったり時間があることをこのCDを作って強く感じました。どこかに存在するそんな〈街〉と、そこに添えられた〈感情〉を少しでも紹介できればと思います」。
6月26日(土)には東京・下北沢ERAで自主企画イヴェント〈TOY’s Delivery Service vol.5〉も開催されるので、アルバムのリリースを祝福したいファンは会場に駆け付けよう。
〈TOY 『A City’s Guidebook』収録曲〉
1. 霞みの向こう
2. バスの行方
3. 2185。
4. 火曜日
5. 雨の街うわのそら
6. たそがれスーパーカー
7. そんな夜
8. 「E」
9. フシギナユメノクニノハナ
10. 空色
11. あかりが灯る
〈ライヴ・スケジュール〉
5月16日(日) 茨城・鹿島LOOP
6月5日(土) 愛知・会場未定 〈SAKAE SP-RING 2010〉
6月26日(土) 東京・下北沢ERA 〈TOY’s Delivery Service vol.5〉