KISSの初代マネージャー、BILL AUCOINが死去
キッスの初代マネージャーを務め、彼らを成功へと導いたビル・オーコインが6月28日、フロリダの病院にて死去した。享年66歳。死因は前立腺ガンの合併症とのこと。
TV関係の仕事をしていたオーコインは73年にNYでキッスと出会い、彼らのマネージメントを開始。特徴的なメイクや衣装、火吹きパフォーマンスなどに関するアドヴァイスを行ったほか、足りない経費を個人のクレジット・カードで支払うこともあったという。80年代初頭に方向性の違いからキッスと決別した後はビリー・アイドルらを手掛け、近年ではフィンランドのメタル・バンドであるローディをブレイクさせるなど、マネージャーとしての手腕を発揮し続けていた。現在キッスのオフィシャルサイトに掲載されているポール・スタンレーとジーン・シモンズの追悼のコメントによると、オーコインは彼らの最新ツアーを訪れる計画を立てていたようだ。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。