THE WHITE STRIPES、オフィシャルサイトにて解散を発表

ジャック・ホワイトとメグ・ホワイトから成るデトロイト発の人気ロック・デュオ、ホワイト・ストライプスが解散を発表した。

これはバンドのオフィシャルサイトにて、昨日2月2日付でアナウンスされたもの。彼らは解散の理由について音楽性の違いや健康面の問題ではなく、ホワイト・ストライプスの持つ美しさや特別さをそのままにしておきたいためと説明。今後はジャックが主宰するレーベル＝サード・マンからスタジオ・レコーディングされた未発表曲やライヴ音源をリリースする計画があることも明かされており、13年に渡るグループの活動をサポートしてくれたファンに最大級の感謝を捧げている。

97年に結成されたホワイト・ストライプスは、ブルージーで爆発力のあるガレージ・ロック・サウンドとコンセプチュアルな活動で人気を集め、2001年作『White Blood Cells』で世界的にブレイク。ラスト・アルバムとなった2007年の『Icky Thump』まで計6枚のオリジナル・アルバムを発表し、幾度もグラミー賞に輝いたほか、〈FUJI ROCK FESTIVAL '04〉に出演するなど来日公演も度々行っていた。ワンダ・ジャクソンの最新作『The Party Ain't Over』のプロデュースを手掛けるなど多方面で活躍するジャックは、ラカンターズやデッド・ウェザーといったバンドでもフロントを務めている。

突然の解散発表は非常に残念だが、ファンは2人の今後の活躍に期待しよう。