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フレンチ・エレクトロのアーティスト、DJ MEHDIが34歳の若さで死去

 

フレンチ・エレクトロ/ヒップホップのシーンを中心に活躍したDJメディが9月13日、パリの自宅で亡くなった。享年34歳。海外メディアの報道によると、彼は自宅でリトンの誕生日を祝うパーティーを開いていたが、友人たちと屋根の上にいた際にそれが崩れて転落したという。

77年にパリで生まれたメディは、90年代にMCソラーへのビート提供や、アイディールJ、113といったヒップホップ・グループへの参加で頭角を現し、2002年にはソロとしてのファースト・アルバム『(The Story Of)Espion』を発表。盟友のビジー・Pが主宰するレーベル=エド・バンガーからリリースした2006年作『Lucky Boy』は日本でも好評を博した。また、ダフト・パンクやカシアス、クロメオ、エイジアン・ダブ・ファウンデーション、坂本龍一、キャロル・キングといったさまざまなアーティストとのコラボやリミックス仕事をこなし、昨年にはリトンとの新プロジェクトであるカルト・ブランシュでの活動もスタート。同ユニット名義で〈SUMMER SONIC 2011〉にてパフォーマンスを披露し、日本のファンを喜ばせたことも記憶に新しい。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2011年09月14日 15:17

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