クラフトワーク、MoMAで過去8作品の再現ライヴを8夜連続で開催
電子音を駆使したエレクトロニックなサウンドでテクノやヒップホップといったジャンルにも多大な影響を与えたドイツのバンド、クラフトワーク。彼らが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて過去作の再現ライヴを8夜連続で開催することがあきらかとなった。
〈Kraftwerk - Retrospective 1 2 3 4 5 6 7 8〉と名付けられたこの一連のコンサートは、4月10日から17日にかけて予定されているもの。初日の74年作『Autobahn』を皮切りに、75年作『Radio-Activity』、77年作『Trans Europe Express』、78年作『The Man-Machine』、81年作『Computer World』、86年作『Techno Pop』、91年作『The Mix』、そして現時点での彼らの最新作に当たる2003年作『Tour De France』の8枚のアルバムをテーマにしたパフォーマンスが、一夜ごとに披露されるという。ライヴでは音楽のみならず映像面でもコンセプチュアルなアイデアを採り入れてきた彼ららしく、3Dヴィジョンを使った演出も導入される模様だ。〈回顧展〉というタイトルが示すように、クラフトワークの歴史を辿ることのできる貴重な公演となることは間違いないだろう。
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