ももクロZ、〈セーラームーン〉新作アニメの主題歌を担当! 仏でコスプレ熱唱
人気爆発中の5人組アイドル・ユニット、ももいろクローバーZが、2013年夏の公開を目標に制作されるアニメ「美少女戦士セーラームーン」の新作主題歌を担当することがあきらかとなった。
これは、フランスのパリ郊外で開催された日本文化をテーマとした博覧会〈Japan Expo〉の会場でメンバーより発表されたもの。ももクロの5人は、同イヴェントで行なわれた〈SAILOR MOON 20TH ANNIVERSARY STAGE FEATURING MOMOIRO CLOVER Z〉のステージに、セーラームーンをイメージした衣装を着て登場。百田夏菜子はセーラームーン、佐々木彩夏はセーラーマーズ、玉井詩織はセーラーヴィーナス、有安杏果はセーラージュピター、高城れにはセーラーマーキュリーになりきり、自己紹介もそれぞれの扮するキャラクターに倣ったヴァージョンで行なわれた。彼女たちはTVアニメ版〈セーラームーン〉のオープニング・テーマとして知られる“ムーンライト伝説”をオリジナルの振り付けでパフォーマンスし、続けてしおりんが〈セーラームーン〉の新アニメ制作を公表。さらにリーダーのかなこから、ももクロがこのアニメの主題歌を担当することがアナウンスされると、場内は大歓声に包まれたという。
このステージの模様は、東京・ニコファーレで行なわれた〈セーラームーン〉の20周年記念トーク・イヴェントと連動する形でニコニコ生放送でも配信。ニコファーレに出席していた月野うさぎ役の三石琴乃が「“ムーンライト伝説”を歌ってみていかがでしかたか?」と尋ねると、あーりんが「この曲はママが私に子守唄として歌ってくれていた歌なので、それがこうやってステージで歌えて、そしてフランスで歌うことができてすごく嬉しいです」と感想を述べた。続いてタキシード仮面役の古谷徹から新作の主題歌を担当することについて訊かれると、しおりんは「今日セーラームーンのイヴェントがあるということは聞いていて“ムーンライト伝説”を練習してきたのですが、控え室に入ったらこのかわいい衣装とウィッグが置いてあって、この衣装を着れることにびっくりしたのと、アニメ主題歌を歌わせていただくということを今日フランスで聞いて、ダブルでびっくりでした」と嬉しそうに答えていた。
ももクロはこのイヴェントの前日である7月5日にも〈Japan Expo〉に参加。オープニングでは、それぞれのイメージ・カラーに照らされた5つの箱のなかから〈MCZ参上〉の5文字を一文字ずつ筆で書き上げ、そこを破って登場するという演出でオーディエンスの度肝を抜き、現在ヒット中の新曲“Z女戦争”を含む4曲を熱唱して好評を得たという。その日の午後に行なわれたライヴではフランス語での自己紹介も披露し、“ピンキージョーンズ”や“猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』”といった勢いのある楽曲で観客を圧倒したという彼女たち。世界的な人気を誇る〈セーラームーン〉シリーズの新たな主題歌を担当することで、今後は海外でもその名を轟かすことになりそうだ。