斉藤和義、映画〈潔く柔く〉主題歌にバラッド“かげろう”書き下ろし
映画「潔く柔く きよく やわく」リリース用写真
斉藤和義が、10月26日公開の映画「潔く柔く きよくやわく」の主題歌として、新曲“かげろう”を書き下ろしたことがあきらかとなった。
「潔く柔く きよくやわく」は、いくえみ綾による人気コミック「潔く柔く」を、長澤まさみと岡田将生のダブル主演で映画化したもの。過去に大切な人を失った経験を持つ2人と、彼ら取り巻くさまざまな人間模様が描かれる切なくも幸せなラヴ・ストーリーで、長澤と岡田のほか、波瑠、中村蒼、古川雄輝、平田薫、田山涼成、和田聰宏、MEGUMI、池脇千鶴、高良健吾といった豪華キャストが出演する話題作だ。
そんな同映画の主題歌のオファーを受けた斉藤は、原作/脚本を読み、ストーリーの奥深さに感動。大切なものを失ってしまった人が再生するまのでの過程やそれぞれの登場人物・人間関係に魅力を感じ、それを歌でも表現できればと曲作りをスタートしたという。完成した“かげろう”は、切なさを感じさせるメロディーとリアリティーのある歌詞を持ったスローバラッドとなっている。CDリリースは未定だが、本日より映画のオフィシャルサイトおよび東宝のYouTube公式チャンネルで同曲が挿入された予告編が視聴できるので、気になる人はぜひチェックしよう。
なお、長澤と岡田は2人とも斉藤の大ファンで、“かげろう”を聞いた長澤は、「本当に(斉藤)和義さんの曲は恋愛物語というか〈恋〉とかにすごくしっくりくるなと思っています。歌詞なのかメロディーなのか声なのか分からないですけれど、本当にぴったりですよね」「(今回の主題歌は)斉藤さんの楽曲の中でも好きなテイストです。斉藤さんの声を聴くと寂しくなります。それが良さなのかもしれないですね」と語っている。
斉藤和義 コメント
Q:「潔く柔く きよくやわく」の主題歌のオファーが来たときはどう思いましたか?
原作も読んで、脚本も読ませていただいて、今まで少女漫画に縁がなかったのですが、とても深いお話だなと思って、ぜひやってみたいと思いました。
Q:どのようなイメージで作られましたか?
歌詞は何度も書き直しました。大切なものを失ってしまった人が再生するまでの過程だったり、それぞれの登場人物や人間関係がとても魅力的だったので、それを歌にも表現できればと思って作りました。
Q:タイトル“かげろう”に込めた思いとは?
夏のイメージ。まぼろしをみているような、現実をみているようなそういうイメージです。
Q:岡田(将生)さんとも主題歌についてお話されたと伺いましたが?
偶然お会いして、主題歌を聞きましたと言われました。
とてもよかったですと言ってもらえて、よかったなと思っています。