気鋭の3ピース・バンド黒木渚が解散、Vo&G黒木はソロに転身
ヴォーカル/ギターを担当する黒木渚を中心に2011年に福岡で結成され、今年3月に発表したファースト・ミニ・アルバム『黒キ渚』がタワーレコードのオススメ・アイテム〈タワレコメン〉となるなど、急速に活躍の場を拡げつつある3人組ロック・バンド、黒木渚。彼らが年内で解散し、2014年より黒木がソロ・アーティストに転身することがあきらかとなった。
バンドのオフィシャルサイトでは、解散についてのメンバー3人のコメントを掲載。今回の決定は黒木の意志によるもので、彼女は「端的に言ってしまえば、〈もっと良いものが作りたい〉という私自身の思いが一番の理由です」と説明。また、サトシ(ベース)と本川賢治(ドラムス)への感謝の言葉と共に、「私はこれからも黒木渚の音楽を作り続けていきます」と今後の活動に対する決意も語っている。
なお、音楽フェス〈COUNTDOWN JAPAN 13/14〉への出演、2014年6月1日(日)に実施する東京・渋谷公会堂での単独ライヴは予定通り行われるとのこと。ファンはぜひ会場に足を運んで3人の雄姿を目に焼きつけよう!
黒木 渚(ヴォーカル/ギター) コメント
いつも黒木渚を応援して下さっている皆様、ありがとうございます。
皆様にお伝えしたいことがあります。
黒木渚は年内で解散します。
そして、2014年からソロとして活動していくことを決めました。
突然の発表で驚かせてしまったと思いますが、長い間悩み考えた末に出した決断です。
この場をお借りして皆様に解散の理由を素直にお話しておきたいと思います。
端的に言ってしまえば、「もっと良いものが作りたい」という私自身の思いが一番の理由です。これまで私達はライブやクリエイティブ周りの事などに関して、メンバー間で話し合いながら作り上げてきました。メンバーはいつも一生懸命だったし、真剣でした。けれど、いつからか何かが上手くいっていない気が私はしていました。ポジティブで遊び心を失わない集団からしか、クリエイティブなものは生まれてこない、と私は常々思っています。けれど黒木渚はいつの間にかそうじゃ無くなってしまっていた。その時に私達の限界を感じました。
今まで一緒にやって来たサトシとモッチのおかげでここまで来れた事には本当に感謝しています。私の気持ちを二人に正直に話したことは確かです。
私はこれからも黒木渚の音楽を作り続けていきます。
みんなと「一緒に広い景色を見に行こう」って約束したから。
本物が作れなければ、本当のアーティストに私自身がならなければその約束は叶わない。より沢山のものに触れ、黒木渚の要素になるものを全力で勉強して吸収していきます。
戦い続ける覚悟は出来ています。
これからの私を見ていて下さい。