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「JAZZ GOD FATHER」ジャズ・ベーシストの鈴木勲さんが逝去。享年89歳

「JAZZ GOD FATHER」の称号を持つジャズ・ベーシストの鈴木勲さんが亡くなったことが明らかになった。享年89歳。

鈴木勲さんは1933年、東京生まれ。1956年にアメリカ軍楽隊のキャンプでベースを弾き、活動を始める。1970年にArt Blakeyに見いだされてニューヨークへ単身渡米し、ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERSの一員として活動。Thelonious Monk、Charles Mingus、Ella Fitzgerald、Wynton Kelly、Bobby Timmons、Jim Hall、Ron Carterなどとも共演し、帰国後は若手ミュージシャンの育成に貢献した。

リーダー作は、ピアニスト 菅野邦彦さん参加のオリジナル・アルバム『BLOW UP』、『BLUE CITY』、ドラマー 富樫雅彦さん参加の『APPROACH』など50枚以上に及ぶ。『BLOW UP』、『陽光』は、日本ジャズ賞を受賞。2009年には「スイングジャーナル」で南里文雄賞を受賞した。また、スイスのインターネット・ラジオ「Radio Jazz International」で世界のジャズ・ミュージシャンから20傑に選ばれ、「JAZZ GOD FATHER」の称号を得た。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2022年03月10日 17:40