Sexy Zone、「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ」横浜アリーナ公演のオフィシャル・レポート到着。9月20日リリースの24thシングル『本音と建前』より新曲2曲初披露。自身初の3大ドーム開催も決定
Sexy Zoneが、オリジナル・アルバム『Chapter Ⅱ』を引っ提げたサマー・ツアー「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ」の横浜アリーナ公演を7月21日に開催した。「Sexy Zone第二章」という意味も込められた最新アルバムをベースに、Sexy Zoneの様々な魅力が詰まった全26曲のナンバーで盛り上げた。
アルバムのアートワーク・コンセプトである「音楽のある夜の街に繰り出すSexy Zone」とリンクしたような、「東京の夜の街」をイメージしたメイン・ステージ。メンバーの名前をもじった看板やカラフルなネオンが輝くセットの上部には、昨年のツアー同様、往年の音楽番組で使用されていた楽曲紹介のフラップ式パネルが。公演を通して、すべての楽曲タイトルが表示される仕掛けだ。開演定刻を迎え、場内が暗転すると、そんなステージにSexy Zoneが登場。オープニング曲“BUMP”をド派手な炎の特効を多用した攻撃的なパフォーマンスで繰り広げ、冒頭から「新章」を強く印象づける。躍動感たっぷりの振付と曲中セリフで湧かせた“Freak your body”でも盛り上げると、続く“極東DANCE”では「声出していいんだぞー!?」と佐藤勝利が絶叫。ファンも精一杯の歓声の声で応え、会場はいっそう熱を帯びる。
新たな演出でもファンを魅了した今回のライヴ。センター・ステージにはリフター機能が設置され、それがせり上がると4つの側面に配置された1枚物のLEDに映像が映し出される仕組みだ。“Take A New Step”は、それを駆使したスタイリッシュな世界観にクギヅケ。“Cream”はせり上がったステージごと回転し、バックダンサーと共にイスを使った振付や軽快なステップでも魅了した。花道の床にもLEDが使用され、彼らの足跡と連動したような光の映像で始まった“Trust Me, Trust You.”はファンタジック且つ神秘的なムードで。歌詞の一部が床のLEDに流れる演出にも目を奪われた。
久々となるソロ・コーナーは4人の個性が前面に。佐藤はチェックの洒落たセットアップ・スーツで“雨に唄えば”を披露。明るく無邪気なナンバーを自らもハンド・クラップをして盛り上げる。菊池風磨の“My World”は、攻めたラップのリリックとアウトローな雰囲気のステージが圧巻。大人っぽさとヤンチャさが同居したステージを、さすがの表現力で魅せる。松島聡は普段の本人とギャップを感じるナンバー“Turbulence”でワイルドな一面が炸裂。躍動感のあるパフォーマンスで圧倒した。ソロのトリを飾った中島健人の“ROSSO”は、作り込まれた上質且つセクシーな空間で歌い始め、徐々に激しさを増すダンスが絶品。4者4様のソロで、会場を魅了した。
ラスト・スパートは、東京の夜の街並みをバックに、ゴールド衣装の4人+バックダンサーの群舞で魅せる“Purple Rain”が大迫力。そして映像を挟み、9月20日リリースのシングルから“本音と建前”(菊池主演ドラマ「ウソ婚」主題歌/椎名林檎が楽曲提供)と“Try This One More Time”(中島が日本語吹替版主役を務める映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』日本語吹替版主題歌)を初披露! グルーヴィなサビのサウンドが印象的な“本音と建前”は、イントロが流れると一気に会場のボルテージが上がり、大歓声に包まれる。“Try This One More Time”ではエモーショナルなラップでさらに会場をひとつにし、最高にピースな時間を作り上げた。
その後は、バックステージでバキバキに踊った“ROCK THA TOWN”、松島が「知ってたら一緒に歌ってね!」と呼び掛けた“High!! High!! People”などで会場をひとつに。最後の挨拶では、「みなさんの黄色い声援をエネルギーにいつもステージに立っています。ライヴに立つごとに思います。みんなに会えると、どんなに落ち込んでいても、ひとりの人間としてもアイドルとしても強くなれる気がします。今の自分の全力、今のSZの全力を注いでこれからもステージの上に立ってみなさんと一緒に前に進みたいと思っているので、その先にあるバラのつぼみを一緒に咲かせていきましょう」(中島)、「今回のツアーは「攻める」をテーマにやってるんですけど。何をしたいかって言ったら、逆に聞こえるかもしれないけど、Sexy Zoneを守りたくて。攻めることで今のSexy Zoneが守られると思うし、前を向いてると見せられると思う。そして、それがみんなを守ることに繋がっていってほしいなって。みんなのことも、守らせてください。どんどん上を目指して攻めていきます」(佐藤)、「こうやって声を出すことができて、みなさんのエネルギーを直接貰うことができて本当に嬉しかったです。一番は、ずっと笑ってたいですよね。で、楽しいことをみんなといろいろ共有できたらいいなっていうのが一番伝えたいことですね。すべてのファンのみなさんに愛を、いろんな形で届けていきたいなって改めて思いました。今日は本当に素敵な時間をありがとうございました」(松島)、「「Chapter Ⅱ」と題したのにはワケがありまして。まずはみなさんのおかげでドーム公演を昨年、開催することができました。長い時間待たせてしまいましたが、みなさんと一緒に、5人でドームに立てたことは僕たちの宝物だと思ってます。ただ、それで燃え尽きるのではなくて、ここからもう1回、帯を締め直してまた「新章開幕」、幕開けといきたいないう意味を込めて「Chapter Ⅱ」というツアー、アルバムにしました。それぞれがそれぞれの道を歩んでいくなかで、僕たちもみなさんひとりひとりの、あなたの背中を押せる存在になれればいいなと日々尽力して参りたいと思います」(菊池)とコメントした。
アンコールはスタンド・トロッコで細かく回りながらファン・サービスを届け、会場中を笑顔にしたSexy Zone。中島が「最後にオレたちの名前、叫べる? 本当に叫べんの!?」と聞き、いつものように「We are……Sexy Zone!!」のコールでライヴが終了となるはずだったその瞬間、本日ふたつめのサプライズが。「We」を言い終わったところで会場全体が暗転し、モニターに日本地図が。大阪、東京、福岡にズームアップする映像が流れ、12月の3大ドーム・ツアーが発表されたのだ。その瞬間、地鳴りのような歓声が。メンバーも「3大ドーム、決まりましたー!!」(佐藤)、「東京、大阪と来て、福岡っていうのがオレたちらしいね」(菊池)、「(去年の東西ドームから1ヶ所増えて)1個、レベルアップしたぞー!」(中島)、「(去年に続いてクリスマス当日を)また一緒に過ごせちゃうんだね」(松島)と大喜び。4人ではしゃぎながらステージ上で自撮りをしたりと、嬉しい発表の余韻を楽しんだ。
仕切り直し、改めて全員で「Sexy Zone!!」と叫び、大盛況のうちに幕を下ろしたコンサート。年末の再会を約束して、4人は大きく手を振ってステージをあとに。最後は中島が「3大ドーム、Sexyサンキュー♡」のメッセージを残して幸せすぎる約2時間半は終了したのだった。
文:川倉由起子
▼ツアー情報
「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ in DOME」
12月2日(土)福岡 PayPayドーム
12月3日(日)福岡 PayPayドーム
12月16日(土)京セラドーム大阪
12月17日(日)京セラドーム大阪
12月24日(日)東京ドーム
12月25日(月)東京ドーム
12月26日(火)東京ドーム
「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 Chapter Ⅱ」
7月25日(火)神奈川 横浜アリーナ
7月29日(土)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
7月30日(日)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ ※1日2回公演
8月5日(土)グランメッセ熊本
8月6日(日)グランメッセ熊本 ※1日2回公演
8月22日(火)大阪城ホール
8月23日(水)大阪城ホール ※1日2回公演
▼リリース情報
Sexy Zone
24thシングル
『本音と建前』
9月20日(水)リリース
■3形態同時予約購入特典あり
※内容未定
※特典満了次第終了とさせていただきます。
9thアルバム
『Chapter Ⅱ』
NOW ON SALE
23rdシングル
『Cream』
NOW ON SALE
▼映画情報
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
2023年8月4日(金)より全国公開
監督:スティーブン・ケイプル・Jr.
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ / スティーブン・スピルバーグ / マイケル・ベイ
日本語吹替キャスト:中島健人(ノア役) / 仲里依紗(エレーナ役) / 玄田哲章(オプティマスプライム役) / 子安武人(オプティマスプライマル役)
日本語吹替版主題歌:Sexy Zone “Try This One More Time”
配給:東和ピクチャーズ
公式Twitter:@tf_autobot
公式Facebook:https://www.facebook.com/tfmovie.jp/
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2023 HASBRO
▼展示会情報
「松島聡 コ。展」
9月27日(水)~10月15日(日) ※計17日間 / 10月4日(水)、10月10日(火)は開催しません
開館時間:11:30~20:00(時間指定入場制/最終入場19:00)
会場:東京 表参道ヒルズ スペースオー
[チケット]
2,200円 ※日時指定/完全予約制
■ファンクラブ先行抽選販売日
8月5日(土)~8月23日(水)
■一般先着販売日
9月6日(水)~
公式サイト:https://ko-exhibition.jp
▼番組情報
カンテレ/フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」
毎週火曜23:00~
出演:菊池風磨(Sexy Zone) / 長濱ねる / 渡辺翔太(Snow Man) / トリンドル玲奈 / 織田梨沙 / 黒羽麻璃央 / 鶴見辰吾 ほか
原作:時名きうい「ウソ婚」(講談社「姉フレンド」連載)
脚本:蛭田直美
音楽:岩本裕司
主題歌:Sexy Zone “本音と建前”
監督:山口健人 / 木村真人
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ) / 島本講太(ジェイ・ストーム) / 芳川茜(共同テレビ)
制作協力:共同テレビ
制作:カンテレ、ジェイ・ストーム
ドラマ公式ページ:https://www.ktv.jp/usokon/
公式Twitter:@kadora_11j
▼書籍情報
「anan No. 2357」
表紙:中島健人(Sexy Zone)
「MG(NO.17)」
表紙:Sexy Zone
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : J-POP
掲載: 2023年07月25日 13:40