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吉本ばなな、最新長編「下町サイキック」発売

吉本ばなな

吉本ばななの長編小説「下町サイキック」が刊行される。

日本のどこかにある、とある下町。中学生のキヨカは、最近両親が離婚し、シングルマザーの母とふたり暮らし。近所には長い付き合いの「友おじさん」が住んでいて、おじさんが経営する「自習室」を手伝うバイトをしている。小さい頃から目に見えないものが見えてしまうキヨカは、その力を使って自習室を「そうじ」する毎日。そんなある日、家を出た父が自殺未遂を図ったという連絡が入って――。

1年ぶりとなる長編小説は、瑞々しい視点を持つ少女を主人公に、世界を自分の眼でとらえて生き延びるためのヒントに満ちた作品。本人による「あとがき」の中では「大人が瘦せがまんしてでもちゃんと大人だと、子どももちゃんと子どもでいられるのです。」という言葉も印象深く、吉本の生きる知恵、暮らしの哲学が詰まった小説世界を楽しめる珠玉の1冊となっている。

■吉本ばななからメッセージ
吉本ばなな 

 

▼書籍情報
吉本ばなな
長編小説
「下町サイキック」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年07月17日 17:20