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松下洸平、初のエッセイ集「フキサチーフ」刊行。松下洸平自らが装画描いたカバーも公開

松下洸平

松下洸平の初のエッセイ集「フキサチーフ」が発売される。

本書は、地上波単独初主演ドラマも放送中、今最も旬な俳優の1人であり、アーティストでもある松下洸平が、日常に「。」を打つように綴ってきた、約3年半にわたるエッセイ集。タイトルの「フキサチーフ」とは、画材の1つで、完成した作品が色褪せたり擦れて剥げてしまわぬように画家が最後に絵に吹き付ける定着液のこと。

初のエッセイ集となる本書は、日々の景色や出会いを「書く」ことで描写し、「。」を付けて整理していくことで、「松下洸平自身の日常の「フキサチーフ」になれば」という思いから始まった、エッセイ連載をまとめたもの。雑誌「ダ・ヴィンチ」で2021年4月号から2024年1月号まで掲載された連載エッセイに加え、2篇の書き下ろしが収録される。

ドラマやCM、音楽番組etc.お茶の間では彼の姿を見ない日はない程、忙しい毎日を送るなか、丁寧に綴ってきたエピソードは、役柄と自分自身のギャップ、フル・アルバム制作/曲作りへの想い、やるべきことに囲まれ、たくさんの「やりかけ」に包囲されてしまっているある日のこと。視力が低下したため、松下の手伝いを受けながら3,000冊以上の本を処分することにした大切な「じいちゃん」について。お腹が痛くなったとき、「大丈夫」と言ってくれる、とある存在等……。

怒濤の駆け上がりのなか、夢を叶えていく一方で、「孤独にはなりたくない」と決意し、対話し、そして相手を尊重する……そんな著者の紡ぐ文章は、読者にも寄り添いながらそっと言葉を掛けているような優しさに満ち溢れている。時にくすっと笑え、読後には温かさと、少しの勇気と、「大丈夫」という言葉が心に残る、松下洸平らしさ満開のエッセイとなっている。

また装画、表紙、挿絵のイラストは全て松下洸平本人が担当。美術の学校に通学していたという経歴を持つ松下が、その才能をフルに発揮し、本書のカバー・イラスト、表紙を描き下ろした。中面のイラストも全て本人が担当。本棚に「飾ってみたい」1冊としても仕上がっている。

 

■松下洸平 コメント
松下洸平
写真:干川 修
初めてのエッセイ本です。
書籍化をするにあたり、全ての文章を繰り返し、繰り返し、何度も読み直していました。
「そんなこともあったな」と懐かしみながら、「くだらないこと書いてるな」と1人笑いながら。日記のようなこのエッセイには、2021年からの僕が詰まっています。
笑い、泣き、迷った日々は、華やかではなくとも僕にとってかけがえのない宝物です。なんてことない日々の真ん中に立つ自分をイメージして描いたカバーのイラストと共に、皆さんの暮らしのどこかにこの本を置いていただけると嬉しいです。

 

▼書籍情報
松下洸平
「フキサチーフ」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年10月17日 13:20