JOJO広重(非常階段)、半生綴ったエッセイ集「また逢う日まで」発売
非常階段のリーダー JOJO広重が、自身の執筆活動の集大成となるエッセイ集「また逢う日まで」を発売する。
国内外で高い評価を受ける、日本を代表するノイズ・バンド「非常階段」。そのリーダーであるJOJO広重は「ノイズの帝王」と呼ばれ、ノイズ・ミュージック・シーンの頂点に今なお君臨し続けている。非常階段の生み出すノイズ・ミュージックは、予測不可能な轟音、思考の外側をいく音楽性で人々を圧倒し、さらに苛烈を極めるライヴ・パフォーマンスが話題を呼び、音楽史の伝説となった。
しかし、このような世界観がパブリック・イメージとして1人歩きし、ノイズの帝王の生い立ちや素顔はあまり知られてこなかった。また、彼が「占い師」というもう1つの肩書きを持ち、「人々に優しく寄り添い、悩みに答えるJOJO広重」の顔を持つことも、ほとんど認知されていないのではないだろうか。
本書は、そんなJOJO広重が自身の半生を綴った、執筆活動の集大成となるエッセイ集。読めば誰でも懐かしいと思えるような、幼少期の記憶から、甘酸っぱい青春時代を経て、80年代アンダー・グラウンド・シーンのうねりの中に居た彼にとっての「音楽」、「ノイズ」、「人生」とは。水にゆっくりと波紋が広がるような、優しい言葉で紡ぎ出されるエッセイ。ジャンルも時代も超えた1冊となるだろう。
解説を、夫の介護の日々を新聞コラムに連載中で著者の友人でもある高倉恵美と、音楽評論家 小野島大が執筆。帯には、石野卓球、町田康による推薦文が掲載される。
▼書籍情報
JOJO広重
エッセイ集
「また逢う日まで」
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2024年10月31日 16:30