「2025年本屋大賞」、阿部暁子「カフネ」が大賞を受賞
4月9日に明治記念館にて「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2025年本屋大賞」の発表会が開催。阿部暁子の「カフネ」(講談社)が、本年度の「本屋大賞」を受賞したことが発表された。
本作はこれまでにも「第8回未来屋小説大賞」や「第1回あの本、読みました?大賞」を受賞、現在11刷32万部を突破している。著者の阿部は今回が本屋大賞初ノミネート。昨年2024年春の発売当初から全国の書店員の熱い応援コメントや感想が寄せられ、特に昨年末から8度の重版がかかるという圧倒的な売れ行きも記録している。ノミネート期間には大重版にもかかわらず供給が追い付かずに売り切れ店が続出。多くの書店員や読者に愛されていることの証左となっている。
なお、「2025年本屋大賞」の全ての順位は以下の通り。
1位「カフネ」 / 阿部暁子(講談社)
2位「アルプス席の母」 / 早見和真(小学館)
3位「小説」 / 野崎まど(講談社)
4位「禁忌の子」 / 山口未桜(東京創元社)
5位「人魚が逃げた」 / 青山美智子(PHP研究所)
6位「spring」 / 恩田陸(筑摩書房)
7位「恋とか愛とかやさしさなら」 / 一穂ミチ(小学館)
8位「生殖記」 / 朝井リョウ(小学館)
9位「死んだ山田と教室」 / 金子玲介(講談社)
10位「成瀬は信じた道をいく」 / 宮島未奈(新潮社)
▼書籍情報
阿部暁子
「カフネ」
早見和真
「アルプス席の母」
野崎まど
「小説」
山口未桜
「禁忌の子」
青山美智子
「人魚が逃げた」
恩田陸
「spring」
一穂ミチ
「恋とか愛とかやさしさなら」
朝井リョウ
「生殖記」
金子玲介
「死んだ山田と教室」
宮島未奈
「成瀬は信じた道をいく」
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2025年04月10日 15:45