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雨穴、最新作「変な地図」発売。雨穴制作「史上最多247点」の「地図」と「図版」で描く、誰も見たことがない新感覚「マップ・ミステリー」。主人公は、あの栗原

雨穴の最新作「変な地図」が発売される。

雨穴作品に欠かせない人気キャラクター 栗原が主人公となる、最新作「変な地図」――。不可解な死を遂げた栗原の祖母が遺したのは、「7体の妖怪」や「妖怪を見つめる女性」、「お堂」等が描かれた一枚の「古地図」だった。本作には、この「古地図」をはじめ、物語の舞台となる街の「全景地図」等、雨穴が自ら制作した合計247点もの「地図」や「図版」が収録されている。

 

雨穴作品の最大の魅力は、「図版」や「絵」が物語と繋がり合いながら、謎を解く手掛かりになっている、世界でも他に類を見ない「マンガ小説的作風」にある。過去作全てで、雨穴自身が制作した図版が多く収録されている。今作ではその特徴をさらに進化させ、今まで誰も見たことがない「小説」と247点以上の「地図」や「図版」で読み解く新感覚の「マップ・ミステリー」を実現。子どもや10代、20代等本を読み慣れない層でも、パズルのように楽しめる作品となっている。

さらに、雨穴が「自身の最高傑作」と語った前々作「変な絵」は、日本国内のみならず世界35の国と地域で翻訳が決定。子どもや女性等にも強く支持され、累計200万部を突破する世界的ミリオンセラーとなっている。

その理由について、雨穴はこう語る。

 

一般的な小説は文字ばかりで、マンガやスマホゲームに慣れ親しんだ若者たちは、それを見て“文字を読むのは難しい!”と感じてしまう。だから、読みやすいように、複雑なトリックやストーリーを説明するために、図や絵を使っています

 

これまで「小説×動画」、「小説×音楽」と、物語表現の新たな可能性を切り拓いてきた雨穴。そして今作「変な地図」では、ついに「小説×地図」という初のテーマに挑戦している。一見、難解に思える「地図」という題材だが、作中では「作品舞台の地形」や「トンネル内部の構造」までを分かりやすく図解。雨穴作品史上最多となる247点もの図版を駆使することで、小説を読み慣れない人でも気軽に作品の謎を解き進められる内容だ。

「変な家」、「変な絵」が日本だけでなく世界中で700万部を超える大ヒットを記録した、ミリオンセラー作家 雨穴。本人は本作を「自身最大のヒット作『変な家』を超える“リベンジとなる長編小説”」と語る。「何かがおかしい」マップ・ミステリー、最新作「変な地図」をチェックしてほしい。

 

 

▼書籍情報

雨穴
最新作
「変な地図」


カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2025年10月09日 17:20