特集上映『21世紀のジャン=リュック・ゴダール わたしたちの映画 2001-2010』、予告編&坂本龍一による当時のコメント公開
掲載: 2026年05月21日 17:00
仏ヌーヴェル・ヴァーグを牽引し、2022年に逝去した巨匠 ジャン=リュック・ゴダールの特集上映『21世紀のジャン=リュック・ゴダール わたしたちの映画 2001-2010』(配給:アイ・ヴィー・シー)が6月20日よりイメージフォーラム渋谷ほかにて全国公開。このたび、本特集の予告編が解禁。併せて日本初公開時の坂本龍一のコメントも公開された。
【6.20公開】「21世紀のジャン=リュック・ゴダール」特集【予告編】
2000年代のジャン=リュック・ゴダールを特集し、国内初上映の4K修復版を含めた貴重な全4作品『愛の世紀』、『映画史特別編 選ばれた瞬間』、『アワーミュージック』、『ゴダール・ソシアリスム』が一挙上映される『21世紀のジャン=リュック・ゴダール わたしたちの映画 2001-2010』。坂本龍一のコメントは以下の通り。
■坂本龍一(音楽家) コメント
素晴らしすぎる! 映像が、暴力的な音声が、凄い!
(2010年・『ゴダール・ソシアリスム』日本初公開時コメントより)
『愛の世紀』にはとても刺激を受けた。とても若々しいと思った。
9.11に関してゴダールが何か発言しているのを見た記憶はないけれど、この映画を見たらそれでいいんだと思った。
黙って映画を作っているゴダールはカッコいい。
(2002年・「月刊ソトコト」1/30号『戦争を止める言葉」より)
21世紀初頭の10年間に、ジャン=リュック・ゴダールが発表した長編全4作品が劇場のスクリーンによみがえる。21世紀に入ってからのジャン=リュック・ゴダールは「デジタルビデオ」という新たなメディアを用いて、自由で刺激的な作品を次々と発表する。2001年製作の『愛の世紀』は前半部を35ミリ・フィルム、後半部をデジタル・カメラで撮影し、今までにない新たな「ゴダール映画の幕開け」を決定付けた。そして2010年製作の『ゴダール・ソシアリスム』はジャン=リュック・ゴダールにとって初の全編デジタルで撮影された作品だ。今回の4作品を通して鑑賞することで、ゴダール映画の鮮やかな変遷を感じ取れるだろう。
60年代のヌーヴェール・ヴァーグ期の革新的な映画作りの精神と情熱は、当時70歳だった2000年代も衰えることなく、ますますその才気をみなぎらせてゆく。近年、スポットが当てられることがなかった「21世紀のジャン=リュック・ゴダール作品」は公開から20年が経った今なお色褪せることなく、むしろ我々の感性を刺激し、ジャン=リュック・ゴダールが映画に込めた平和への祈りは今の世界を生きる私たちを優しい感動に包むだろう。
▼上映情報
『21世紀のジャン=リュック・ゴダール わたしたちの映画 2001-2010』
6月20日(土)よりシアター・イメージフォーラム渋谷ほか全国順次公開
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース







