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「ファンク超大全 The Ultimate Guide to FUNK」刊行決定。George Clinton(ジョージ・クリントン)推薦「これはファンクの教科書だ!」

掲載: 2026年07月02日 16:10

1960年代から2020年代まで、1,500枚以上のアルバムを掲載したファンクの決定版ディスクガイド「ファンク超大全 The Ultimate Guide to FUNK」の刊行が決定した。

昨年2025年、ファンクの革新者であるSly Stone、そしてネオ・ソウルを切り開き、現代へファンクの精神を受け継いだD’Angeloが相次いで逝去。この出来事は、ファンクという音楽の歩みと、その遺産を改めて振り返る大きなきっかけとなった。

ヒップホップやR&B、ネオ・ソウル、現代ジャズ、さらにはポップスまで、現代のポピュラー音楽を支えるグルーヴの多くは、ファンクという巨大な源流に繋がっている。しかし、その影響力の大きさに比べ、ファンクの歴史や広がりを体系的に知ることのできる資料は決して多くない。本書は1,552枚という史上最大級のボリュームでファンクの歴史に迫るディスクガイドとなっている。

第1章「ファンクの革新者たち」では、James Brown、SLY & THE FAMILY STONE、George Clinton/Pファンク、Princeという、ファンク史を切り拓いた4組の革新性と代表作を解説。ファンクという音楽の根幹を成す系譜を明らかにしする。

第2章「1960年代~1970年代」では、公民権運動やブラック・パワーを背景にした、ファンクの誕生から黄金期までを捉える。EARTH, WIND & FIRE、OHIO PLAYERS、KOOL & THE GANG、THE METERS、WARをはじめとする名バンドを紹介するとともに、ヨーロッパ、アフリカ、ブラジル、日本等世界各地へ広がったファンクの展開も追う。

第3章「1980年代」では、ディスコの流行やデジタル化による転換期を取り上げる。大型バンドが冬の時代を迎える一方で、Prince、Rick James、ZAPP & ROGER等が切り拓いた新たな形のファンクをはじめ、ゴーゴー、ニュー・ジャック・スウィング、ヒップホップ等、新しいグルーヴの誕生を俯瞰する。

第4章「1990年代~2000年代」では、ヒップホップやR&Bの発展とともに変化したファンクを見ていく。Gファンク、サザン・ラップ、ネオ・ソウル、アシッド・ジャズ、ディープ・ファンク等、1970年代の遺産を受け継ぎながら新たな表現へと発展した多彩なシーンを紹介。ファンクの子供たちが縦横無尽に躍動する様子を捉える。

第5章「2010年代~2020年代」では、時代やジャンルを超えた折衷性が基本となり、ファンクが見えにくい時代のファンクを考える。VULFPECK、DAM-FUNK、TUXEDO、DJ Harrison、Thundercat、Bruno Mars等を通して、ファンクが現代のポピュラー音楽の中でどのように進化し続けているのかを読み解く。

黄金期を築いた名盤、定盤はくまなく掲載し、さらに隠れた名作、マニアックなレア盤も徹底紹介。重要アーティストの作品の変遷や、ジャズ・ファンクやヒップホップ等の関連ジャンルへの広がり、1960年代プレ・ファンクから最新形までを網羅する。James Brownの漫画で知られるファッキンJAYによるファンク4コマも見逃せない。

また、表紙イラストは「甘茶ソウル百科事典」でブラック・ミュージック・ファンにお馴染みの湯村輝彦。帯にはファンク史における最重要人物、George Clintonからのコメント「これはファンクの教科書だ!」も掲載している。ぜひチェックしてほしい。












 

▼書籍情報

「ファンク超大全 The Ultimate Guide to FUNK」