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QUEEN、1986年ブダペスト公演40周年記念し『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』劇場公開&マルチフォーマットで10月30日リリース。“Radio Ga Ga”公開

掲載: 2026年07月28日 18:25

QUEENのライヴ映像『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』が、10月7日より世界各国の映画館およびIMAX®にて公開。10月30日にはマルチフォーマットにてリリースされることが決定した。

今年2026年は、Freddie Mercury生誕80周年、バンド結成55周年、そして「The Magic Tour」(QUEENのオリジナル・メンバー4人による最後のツアー)40周年というビッグ・アニバーサリー・イヤー。伝説の4人がフィルムに刻まれた最後のライヴ映像『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』は、「The Magic Tour」時、冷戦下の1986年7月27日に「鉄のカーテン」の向こう側で開催された、西側アーティストによる初のスタジアム・ロック・コンサートを記録した伝説的なコンサート・フィルムだ。本作はSony Music Vision製作によるQUEENとの初の公式プロジェクトであると同時に、ソニーミュージックとQUEENのカタログ作品に関する正式なパートナーシップの幕開けを飾る作品となる。

『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』は、バンドの歴史における記念すべき公演から40周年を記念して公開。17台のカメラを駆使して撮影されたオリジナルの35mmフィルムをもとに、ピーター・ジャクソン(『ロード・オブ・ザ・リング』3部作監督)のPark Road Post Production(ニュージーランド)によって、丹念な4Kレストアが施された。さらに、オリジナルのマルチトラック音源を新たにリミックスし、これまでで最も没入感のあるライヴ体験をDolby Atmosで実現している。

1986年7月27日に収録された本公演は、「The Magic Tour」の一環としてブダペストのネープシュタディオンで開催された。当時、文化的、政治的に大きな変革期を迎えていた「鉄のカーテン」の向こう側で、西側のロック・バンドとして初めて公演を行ったQUEEN。8万枚のチケットは完売。会場の外では、チケットを持たない4万5千人近い人々が演奏に耳を傾けた。中には、ロシアやポーランド等遠方から駆け付けたファンもいたという。公演の模様は、ハンガリーを代表する17人のカメラマンによって35mmフィルムに収められた。使用されたのは17台のカメラと、当時のハンガリー国内で確保できる全ての25マイル(約40km)分のフィルム。ハンガリー政府の全面的な承認を得て実現したこのプロジェクトは、当時の共産主義国家では極めて異例の試みだった。

これ程の成功を収めた公演の時点では想像できなかったことだが、その後、QUEENが行った公演はわずか5公演のみ。それからわずか2週間足らず、1986年8月9日にイギリス、ネブワース・パークで行われた公演を最後に、Freddie Mercuryとのツアー活動に終止符を打つことになる。

『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』はFreddie Mercuryが参加した伝説の4人によるQUEEN最後のライヴ映像であり、ライヴ・バンドとして絶頂期にあった彼等の姿をとどめている。“We Will Rock You”、“We Are The Champions”、“A Kind Of Magic”、“Crazy Little Thing Called Love”、“Under Pressure”、“Who Wants To Live Forever”、“Hammer To Fall”、“Bohemian Rhapsody”等の代表曲に加え、ハンガリー民謡“Tavaszi Szel Vizet Araszt”のアコースティック・アレンジによるパフォーマンスも収録。

また、ブダペスト公演の映像と音声を新たに高画質/高音質化した“Radio Ga Ga”が公開されている。

Queen - Radio Ga Ga (Live in Budapest)

1986年12月、今作の編集版は中国、ポーランド、チェコスロバキア、東ドイツ、ユーゴスラビア、モンゴルを含む共産圏各国で放映された。翌1987年元日には、ハンガリー国内59の映画館で上映され、西側のロック・アクトとしては初の快挙となった。Brian MayとRoger Taylorにとって、ブダペスト公演は大規模ツアーの中の1公演というだけではなく、はるかに深い意味を持つという。

 

■Brian May コメント
何年にもわたって、「鉄のカーテン」の向こう側のファンは、QUEENの音楽を違法カセット・テープで聴くことしかできなかった。僕等のようなロック・バンドを聴くことが許されなかった彼等にとって、QUEENを目の前で観るなんて想像もできなかったんだ。そんな彼等がようやく僕たちの演奏を生で観て、同じ空間を共有できたこのコンサートは、彼等にとってもだが、僕たちにとっても胸が熱くなる瞬間だった。どれ程大きな意味を持つことだったかは、会場に満ち溢れていたエネルギーが物語っていた。あんな体験は、2度とできないだろう。中でも忘れられないのは、Freddieと僕があの日のために覚えた美しいハンガリー民謡を演奏したことだ。誰もが涙を流していたよ

ピーター・ジャクソン率いるチームによる素晴らしいレストア作業のおかげで、オリジナル映像がこれまでで最高の解像度で蘇った。映像は驚く程鮮明で、そのクオリティには息を飲む程。きっと皆さんに気に入ってもらえると思う。サウンドにも、最高水準のリストアを施すことができた。QUEENの全盛期のライヴをこれまでで最もリアルに体験できる決定版だ。ぜひ、IMAXや映画館で楽しんでほしい。映画を観ていることを忘れてしまう程の没入感を体験してもらえるはずさ

 

■Roger Taylor コメント
音楽は政治や政治によって生まれる壁をも乗り越えるものだ、と僕たちは信じていたし、観客自身をライヴの一部だと感じられるようにすることが、バンドの理念の1つだった。Freddieはこの日のために、民謡を歌おうと、歌詞の発音を手のひらに書いていた。ところが、会場全体が自然と歌い始め、その瞬間、音楽がどれ程大きな力になり得るか、気付いたんだ。

 

「『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』は、音楽史と文化史の双方における歴史的瞬間を記録した作品です」と語るのは、Sony Music Vision社長、トム・マッケイだ。「これは圧巻のパフォーマンスというだけでなく、当時、実在していた障壁を乗り越え、バンドと観客が1つになった感動のドキュメントです。今回のレストアにより、その歴史的瞬間を、まるでその場にいるかのような臨場感と共に、現代の観客の皆さんにも体験していただけることでしょう」。

ピーター・ジャクソンもこう語る。「長年のQUEENファンである私たち Park Road Postにとって、ブダペスト公演の映像をレストアする機会をいただけたことは、この上ない喜びでした。音楽史に燦然と輝く瞬間に新たな命を吹き込むことができたのは、大変光栄なことです。映像に収められたオリジナルQUEEN最後のライヴ・パフォーマンスを、新しい観客の皆さんにも追体験してもらえることを楽しみにしています。ゼイ・ウィル・ロック・ユー!!!」。

4Kレストア版『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』は9月15日、ハンガリー国立映画協会(NFI)主催の「ブダペスト・クラシックス・フィルム・マラソン」でワールド・プレミア上映される。これはレストア作品や再発見された名画を紹介する同映画祭のプログラムの一環としての上映だ。イギリスでのプレミア上映は、9月30日にロンドンで開催予定。詳細は後日発表される。オリジナル・ネガの4Kデジタル化は、ブダペストにあるNFI FilmLabが行った。映画のオリジナル素材は1986年以来、NFIのフィルム・アーカイヴで保管されてきた。『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』はTrafalgar Releasingとの提携で、10月7日から世界各国の映画館およびIMAX®︎にて期間限定公開される。なお日本公開情報については追って発表されるとのこと。

10月30日にソニーミュージックよりマルチフォーマットでリリースされる『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』は、サウンドはQUEENのスタジオ・チームがオリジナルのマルチトラックから新たにリミックスしたもの。なお、Blu-rayと2CDの2形態は国内盤リリースが決定している。

 

▼リリース情報

QUEEN
『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』
10月30日(金)リリース

■国内盤CD


■国内盤Blu-ray


■輸入盤LP


■輸入盤4K UHD


■輸入盤Blu-ray


■輸入盤DVD


■輸入盤CD


 

▼映画情報

『QUEEN BUDAPEST|クイーン:ブダペスト』
2026年10月7日より世界各国の映画館およびIMAX®にて公開
※日本公開情報については追って発表