祝結成25周年！プラッド記念すべき通算10作目のアルバム

プラッドが結成25周年に完成させた記念すべき通算10作目！圧倒的なサウンドデザイン、胸を打つインテリジェンス・テクノの結晶がここに。緻密でエモーショナルなシンセ・レイヤー、透き通るノスタルジックなアンビエンス。プラッドの四半世紀におよぶ活動の集大成にして進化を止めないサウンド・ワールドへ、いざ。

〈WARP〉が誇るエレクトロニック・ミュージックのオリジネイターとして、アカデミー賞の最優秀アニメーション作を受賞した松本大洋原作の『鉄コン筋クリート』や、長瀬智也主演の『ヘブンズ・ドア』（いずれもマイケル・アリアス監督作）でサントラを手がけるなど、その美しく繊細な電子音で構成された作品群で多くのリスナーを魅了してきたプラッド(Plaid)が、記念すべき第10作目となるアルバム『リーチ―・プリント』をリリース！！ボーズ・オブ・カナダ、オウテカ、フライング・ロータスと<WARP>サウンドの根幹を支える名手ノエル・サマーヴィルがマスタリングを担当した本作は冒頭からこれぞプラッドと思わず唸る美しきオープナー「OH」(M-1)、その余韻をさらにアップリフトしていくドラマティックな先行シングル「Hawkmoth」(M-2)と結成25周年を祝うに相応しい感動的なサウンドスケープで幕を開ける。続くサイケデリックな音像の下にグリッチ―なファンクネスが這う「Nafovanny」(M-3)やボーズ・オブ・カナダが『ジオガディ』で見せたゼロ・グラヴィティなサウンドスケープ「Wa!llet」(M-5)、90年代デトロイト・テクノの高揚感をダイナミックな3Dビートへとモダナイズした新たな代表曲にして名曲「Tether」(M-7)、そしてエイフェックス・ツインの「Girl/Boy Song」を彷彿とさせるクラシックとエレクトロニック・ミュージックを壮大でパラレルな次元で融合させた終曲「Liverpool St」(M-9)と徹頭徹尾プラッド節が炸裂した集大成かつ最高傑作！さらに日本盤にはボーナストラックが追加収録され、盟友マイケル・アリアス監督によるスペシャル・ライナーノーツが封入される。

【Plaid(プラッド)】
ブラック・ドッグ・プロダクションズのメンバーとして活動し、UKテクノ黎明期に数多くの革新的な作品を発表してきたアンディ・ターナーとエド・ハリスンにより結成されたユニット=プラッド。活動初期からメロディアスでダンサンブルなエレクトロニック・サウンドを展開し、後のエレクトロニカやIDMといったテクノ・シーンにおいて多大な影響を与え、エイフェックス・ツインやLFOなどと比肩される重要な存在としてビョークや映像作家ボブ・ ジャロック、マイケル・アリアス監督諸作のサウンドトラック制作などヴァーサタイルな活動でその地位を確立。結成25周年を迎えた2014年、3年ぶり通算10作目となる最新作『リーチ―・プリント』をリリースする。