漆黒エレクトロのカリスマ、アクトレスに急接近！リー・バノン怪作を投下

ジョーイ・バッドアス率いるPro ERA Crewに所属し、ヒップホップのビースト・コースト・ムーヴメントを牽引しながら、ソロ・アーティストとしてはハードコアなドラムンベース作をリリースして注目を集めたリー・バノンが〈Ninja Tune〉からは2作目となるオリジナル・アルバムを発表！

先行解禁された「Artificial Stasis」(M-2)ではまるでKLFとイーノを配合したような超ドープなドローン/アンビエントを披露し、早速ジャンルに捉われない独自のスタイルを追求。鍾乳洞アンビエントの中をロボ声の亡骸がセンチメンタルに彷徨う「Paofex」(M-7)やローレン・コナーズを彷彿とさせるブルージーなギター・アンビエント「Shallowness is the root of all evil」(M-6)や「DAW in the Sky for Pigs」(M-11)、ジャングル・ビートの断片を荒々しくペーストして前作の流れを汲んだ「Inflatable」(M-10)に暴力的にうねるエレクトロ・ベースにハメられたあとに弦楽の荒野へと辿り着く「Memory」(M-14)など、まさに‘アートコア’な楽曲で埋め尽くされた深世界。

現代ブラック・エレクトロのカリスマ、 アクトレスやディーン・ブラントに急接近する誰もが予期しなかった怪作がここに！