HATARTレーベルからシュトックハウゼン屈指の名作“マントラ”が登場!!

シュトックハウゼンにとって、「マントラ」の作曲はターニングポイントでした。1960年代後半から彼の音楽は思索の結果の大きな変化を遂げました。それは、1950年代のセリー音楽に特徴的な音楽構造への複雑にシステム化されたアプローチへの回帰でした。もちろんこの回帰は後退を意味するのではなく、マントラという作品は、セリー音楽のもつ可能性やポテンシャルを大幅に拡張、1950年代の苦行のような抽象的な音楽ではなく、旋律や劇場、そして調性的ハーモニーへの扉を再び開いたのです。
(キングインターナショナル)

これまで有りそうで無かったHATARTの『マントラ』が満を持しての登場です！ セリー音楽の可能性を広げた名作中の名作として現代音楽を聴く方は必携の盤登場といえます。2台のピアノが演奏する音を電子音楽として更に変化させる、シュトックハウゼンの「ライヴ・エレクトロニクス」の思想を表現した素晴らしい内容を、最新の録音で微妙なニュアンスに至るまで収録しています。
(タワーレコード)

【収録曲】
シュトックハウゼン：マントラ(1970)
【演奏】
マーク・クヌープ(ピアノ)
ロデリク・チャドウィック(ピアノ)
ニュートン・アームストロング(電子楽器)
【録音】
2013年1月5、6日　ロンドン、キングス・プレイス、ホール2

※同発で、リザ・リンの作品集、そしてダルムシュタットで作曲スタッフを務めていた事でも知られるクリストファー・フォックスのピアノ作品集が発売されます。
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