内田光子との共演でも話題!ドイツの名ソプラノ、レシュマン&ハーディングによるモーツァルト:アリア集
今や世界の歌劇場を席巻するドイツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンによるソニー・クラシカルへのソロ・アルバム第2弾は何と、ハーディング指揮スウェーデン放送響とのモーツァルト:アリア集です。レシュマンにとって、モーツァルトのアリア集は初めての録音となります。レシュマンが世界的に注目されることになったのは1995年、ザルツブルク音楽祭におけるアーノンクールの指揮による「フィガロの結婚」のスザンナ役でした。それからほぼ20年を経て、彼女の声はますます円熟を深め、一層の表現力を備えています。「私がオペラを歌うのは、モーツァルトを歌いたいからです。モーツァルトのオペラの登場人物を舞台で演じることは私の夢でした。彼女たちは、悲しみ、喜び、そして機知に富み、真の意味で人間味に溢れているからです」と語るレシュマンは、このアルバムでもそれぞれのオペラの役柄を見事に表現し、アルバムに色彩感を与えているのはさすがです。息づかいまでが聴こえてきそうなリアルな歌唱を、ハーディング&スウェーデン放送響が、ピリオド・スタイルを熟知したシャープで新鮮な響きによって、感情豊かにサポートしています。
(ソニー・ミュージック)
『ドロテア・レシュマン/モーツァルト:アリア集』
【曲目】
モーツァルト:
1) 歌劇『イドメネオ』より「おお狂いそうよ!ああ腹が立つ」
2) 歌劇『ティトの慈悲』より「ああ あなたが私を喜ばせたいのなら」
3) 歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」
4) 歌劇『フィガロの結婚』より「スザンナは来てないのね」
5) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「何てひどい おお神々よ」
6) 歌劇『イドメネオ』より「仲良しの孤独よ」
7) 歌劇『ティトの慈悲』より「さあ、その時よ、おおヴィッテリア」
8) シェーナ『わが美しき恋人よ、さようなら』K.528
【演奏】
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
ダニエル・ハーディング(指揮)スウェーデン放送交響楽団
【録音】
2014年11月、ストックホルム、ベルヴァルドハッレン
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2015年09月24日 20:00