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セーゲルスタム新シリーズはブラームスの交響曲全曲録音!~第1弾、交響曲第1番

セーゲルスタム~ブラームスの交響曲全曲録音!~第1弾、交響曲第1番

※SACDハイブリッド盤

北欧が生んだ巨人レイフ・セーゲルスタムによる新プロジェクトがフィンランドのALBAレーベルでスタート。ブラームスの4つの交響曲とセーゲルスタムの新作交響曲4つ収録していきます。
第1弾はブラームスの第1番とセーゲルスタムの第288番。セーゲルスタムとブラームスの組み合わせは音楽的には意外に感じますが(容貌はそっくり?!)、1990年代前半にラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団との全集を残しています。ブラームスはセーゲルスタムと対照的に交響曲は僅か4曲。ブラームスの第1番は、最初の構想から完成までに20年以上の年月をかけていて、ベートーヴェンに並ぶような作品を書かなければならないというプレッシャーもあったと言われています。結果「ベートーヴェンの第10番」とも称されるほどの傑作が生まれたのでした。セーゲルスタムは全体的にゆったりとしたテンポをとっており、分厚い重量感ある演奏を聴かせてくれます。特に第1楽章の序奏はセーゲルスタムらしい迫力に満ちています。
そしてセーゲルスタムの交響曲第288番「Letting the FLOW go on...」。流れに身を任せ…300曲の大台目前。
セーゲルスタムは2012年からトゥルク・フィルの芸術監督を務めており、NAXOSから発売のシベリウスの管弦楽曲シリーズで注目されたのも記憶に新しいところ。今回の録音でも息のあった手兵との演奏が展開されています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブラームス:交響曲第1番
セーゲルスタム:交響曲第288番「Letting the FLOW go on...」
【演奏】
レイフ・セーゲルスタム(指揮&ピアノ)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2015年11月2~5日
2016年1月4~7日
トゥルク・コンサートホール

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2016年05月26日 15:30