セーゲルスタムによるブラームス“第2番”!セーゲルスタム作曲の世界初録音交響曲“289番”も収録(SACDハイブリッド)
セーゲルスタムによるブラームス第2弾!セーゲルスタムの世界初録音交響曲289番も収録!
北欧が生んだ巨人レイフ・セーゲルスタムによる新プロジェクトがフィンランドのALBAレーベルでスタート。ブラームスの4つの交響曲とセーゲルスタムの新作交響曲4つ収録していきます。
第2弾はブラームスの第2とセーゲルスタムの第289番。セーゲルスタムとブラームスの組み合わせは音楽的には意外に感じますが(容貌はそっくり?!)、1990年代前半にラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団との全集を残しています。ブラームスはセーゲルスタムと対照的に交響曲は僅か4曲。第1番は20年以上の歳月をかけて作曲されましたが、この第2番はヴェルター湖畔のペルチャハで着想され、クララ・シューマンの家があったドイツはバーデンバーデンのリヒテンタールで完成されました。わずか4カ月という期間で書き上げました。セーゲルスタムは終始落ち着いたテンポで進み、フレーズやリズムの取り方が独特で、素っ気なさがかえって印象に残る響きを作り出しています。
300番目前のセーゲルスタムの289番の交響曲「WhenaCatVisited」。猫の鳴き声を表すような、弦の唸り、フルートのトレモロが特徴的な作品。トゥルク・フィルハーモニー管に所属する日本人ヴァイオリン奏者がソロを務めています。また、セーゲルスタムは2012年からトゥルク・フィルの芸術監督を務めており、息のあった手兵との演奏が展開されています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ブラームス:
交響曲第2番
レイフ・セーゲルスタム:
交響曲第289番「When a Cat Visited」(ヴァイオリン・ソロ:Nobu Takizawa)
【演奏】
レイフ・セーゲルスタム(指揮&ピアノ)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2015年11月2-5日(ブラームス)、2016年1月4-7日(セーゲルスタム)
トゥルク・コンサートホール
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2017年06月05日 00:00