限定再プレス!『スヴャトスラフ・リヒテルの芸術』シリーズ〈32タイトル〉
20世紀最大のピアニストと称されたスヴャトスラフ・リヒテル。2015年に生誕100年記念でリリースしたカタログ32タイトルをアンコール・プレス!限定盤
1958年2月25日にブルガリアの首都ソフィアで行われたヨーロッパへのデビュー演奏会の記録『ソフィア・リサイタル』や、1962年録音のカラヤン&ウィーン響との共演となったチャイコフスキーの“ピアノ協奏曲第1番”に、ベートーヴェンの“ピアノ・ソナタ集”、J.S.バッハ、モーツァルト、ラフマニノフなど名演ばかりです。
1枚組1,296円、2枚組2,160円という価格も魅力的です。
『ソフィア・リサイタル』~ムソルグスキー、ラフマニノフ、シューベルト ショパン、リストの作品
20世紀最大のピアノの巨匠と称されたリヒテルが、世界的に認められるきっかけとなった記念すべきライヴ・レコーディング。1958年2月25日にブルガリアの首都ソフィアで行われたヨーロッパへのデビュー演奏会の記録です。この録音は西欧のレーベルから発売されたリヒテルの初めてのレコードとして世界的反響を巻き起こし、今なお歴史的録音のなかでも不朽の名盤と評される一枚です。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
ラフマニノフ:前奏曲 第23番 嬰ト短調 作品32の12
シューベルト:楽興の時 第1番 ハ長調 D.780の1
シューベルト:即興曲 第2番 変ホ長調 D.899の2
シューベルト:即興曲 第4番 変イ長調 D.899の4
ショパン:練習曲 第3番 ホ長調 作品10の3《別れの曲》
リスト:忘れられたワルツ 第1番 嬰ヘ長調 S.215の1
リスト:忘れられたワルツ 第2番 変イ長調 S.215の2
リスト:超絶技巧練習曲 第5番 変ロ長調 S.139の5《鬼火》
リスト:超絶技巧練習曲 第11番 変ニ長調 S.139の11《夕べの調べ》
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】
1958年2月、ソフィア
ライヴ・レコーディング [モノラル録音]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、ラフマニノフ:前奏曲集
カラヤンとリヒテル、20世紀を代表する2大巨匠による息を呑むような競演から生まれた永遠の名盤です。底知れぬスケールの大きさと練り上げられた抒情性を併せ持ったリヒテルのピアノを、脂の乗り切ったカラヤンの指揮ががっちりとサポートし、出色の名演となった1962年録音のチャイコフスキーに、リヒテルが折に触れて愛奏し続けたレパートリーであるラフマニノフの前奏曲をカップリング。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1-3.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ラフマニノフ:
4.前奏曲第12番 ハ長調 作品32の1
5.前奏曲第13番 変ロ短調 作品32の2
6.前奏曲第3番 変ロ長調 作品23の2
7.前奏曲第6番 ト短調 作品23の5
8.前奏曲第8番 ハ短調 作品23の7
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)(1-3)
ウィーン交響楽団(1-3)
【録音】
1962年9月(1-3)、1959年4月(4-8)
ウィーン(1-3)、ワルシャワ(4-8)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ウクライナ生まれのリヒテルは、1945年の全ソヴィエト音楽コンクールに優勝してピアニストとしての名声を確立しましたが、活動はソヴィエト国内に限定されていたため、西側からは「幻のピアニスト」と呼ばれ、注目を集めていました。ここに収められている2曲は、1960年代初頭の西側デビュー前後の録音で、完璧な技巧と強靭なタッチに支えられた名演で、特にラフマニノフは決定盤として名高い録音です。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1-3.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
4-6.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)(1-3)
クルト・ザンデルリンク(指揮)(4-6)
【録音】
1959年4月(1-3)、1962年9月(4-6)
ワルシャワ(1-3)、ウィーン(4-6)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番・第31番・第32番
正規スタジオ録音をほとんど行わなかったリヒテルのライヴ録音を録り続けてきた旧フィリップスから発売となったシリーズの第1弾がこのベートーヴェンの最後の3つのソナタでした。強靭な精神力を基本に置きながら、同時に安らぎや憧憬といった情感をもたらす、リヒテルの芸術が結実した見事な演奏です。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】
1991年10月、ルートヴィヒスブルク [ライヴ・レコーディング]
リスト:超絶技巧練習曲集、ため息
リヒテル73歳のときのライヴ録音による、超絶技巧練習曲を中心としたリストの様々な側面を示す作品を集めたこのアルバムでは、技巧的な書法に対する閃きの鋭さは勿論、リヒテルがリストを長い間演奏し続けた中から掴みとった表現の幅の広さや味わい深さを示した充実の演奏を展開しています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
リスト:
1.ポロネーズ 第2番 ホ長調 S.223の2
2.スケルツォ ト短調 S.153
3.灰色の雲(暗い雲) S.199
4.コンソレーション 第6番 S.172の6
5.ハンガリー狂詩曲 第17番 S.242の17
6.クラヴィーアシュトゥック 嬰ヘ長調 S.193
7.メフィスト・ポルカ S.217
「超絶技巧練習曲集 S.139」
8.第1番 《前奏曲》
9.第2番 モルト・ヴィヴァーチェ
10.第3番 《風景》
11.第5番 《鬼火》
12.第7番 《英雄》
13.第8番 《狩り》
14.第11番 《夕べの調べ》
15.第10番 アレグロ・アジタート・モルト
16.3つの演奏会用練習曲 S.144 第3番《ため息》
17.2つの演奏会用練習曲 S.145 第2番《小人の踊り》
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】
1988年3月、ケルン [ライヴ・レコーディング]
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カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年07月06日 00:00