ビエロフラーヴェク&チェコ・フィルのライヴ録音!マルチヌー“歌劇「何によって人は生きるか」”(世界初録音)&“交響曲第1番”
[Česká filharmonie 公式チャンネルより]
故ビエロフラーヴェク&チェコ・フィルによるマルチヌーの交響曲第1番と世界初録音となる歌劇「何によって人は生きるか」(コンサート形式)のライヴ録音がリリースされます!
トルストイの原作をベースにしたマルチヌー自身の台本による歌劇「何によって人は生きるか」は、歌劇「結婚」H341とともに1951年から1952年にかけてアメリカのテレビのために作曲、翌1953年にニューヨークで初演された作品です。“感傷的ではなく喜びに満ちて演奏すべき” とマルチヌーが書き残しているこの作品は “何によって人は生きるか” を考えさせられる注目作です。
カップリングは交響曲第1番です。2017年5月に急逝したビエロフラーヴェクが生前、力を注いで演奏・録音してきたマルチヌーの作品。交響曲全曲録音の計画がありましたが第2番を除く、第3&4 番(SU3631)、第5&6番(SU4007)、そしてここに収録された第1番が実現しました。
1942年にクーセヴィツキー夫人ナタリーの追悼のために作曲された交響曲第1番はアメリカ時代(1941-1953)を象徴する作品の一つで、同年クーセヴィツキー指揮でボストンにて初演されました。マルチヌー作品への特別な思いを折に触れて述べてきたビエロフラーヴェク。晩年まで情熱を注いで振り続けた作曲家への尊敬の念を感じる渾身のライヴ録音です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
1.歌劇「何によって人は生きるか」H 336(1952)[世界初録音]
2.交響曲第1番 H 289(1942)
【演奏】
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
イヴァン・クスニエル(バリトン)[1]
ヤン・マルチニーク(バス)[1]
ルツィエ・シルケノヴァー(ソプラノ)[1]
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)[1]
ヨゼフ・シュパチェク(ナレーター)[1]
ルカーシュ・ヴァレシク(合唱指揮)[1]
マルチヌー合唱団[1]、ほか
【録音】
2014年12月17-19日[1]、2016年1月13-15日[2]
ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
ライヴ録音
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年08月22日 00:00