世界初録音!リントゥ&フィンランド放送響によるリンドベルイ作品集!“Vn協奏曲第2番”のソリストはF.P.ツィマーマン!(SACDハイブリッド)
フィンランドの現代作曲家マグヌス・リンドベルイの最新作。アルバムに収録された2つの作品はどちらも世界初録音であり、リンドベルイの生誕60年を記念して製作されています。
ヴァイオリン協奏曲は、リンドベルイがロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めていた時の作品で、初演者であるフランク・ペーター・ツィマーマンに捧げられています。豊かなオーケストラの響きと呼応する輝かしいヴァイオリンの旋律には、ロマンティックで懐古的な雰囲気も感じさせる、リンドベルイ後期のスタイルが集約されています。
「Tempus fugit」はラテン語で“時は飛ぶようにすぎる”という意味の言葉。日本語で言えば“光陰矢の如し”となるでしょう。2017年、フィンランド独立記念コンサートのための委嘱作品ですが、彼はあえて伝統的な作品を書くのではなく、1980年代にコンピューター言語を用いて作曲した最初のオーケストラ作品「FORCE」と同じ手法による「Tempus fugit」を書き上げました。
こちらは印象派風の響きと輝くような旋律を持つ30分程度の作品で、初演者ハンヌ・リントゥに捧げられています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
マグヌス・リンドベルイ(1958-):
Tempus fugit 光陰矢の如し(2016-2017)
1.Part1
2.Part2
3.Part3
4.Part4
5.Part5
ヴァイオリン協奏曲第2番(2015)
6.第1楽章
7.第2楽章-カデンツァ
8.第3楽章
※2曲とも世界初録音
【演奏】
フランク・ペーター・ツィマーマン(ヴァイオリン)…6-8
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団
【録音】
2017年12月7-8日…1-5、2017年1月20-21日…6-8
フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2018年09月04日 00:00