トマーシュ・ネトピル&エッセン・フィルによるマーラー“交響曲第9番”
1975年、チェコに生まれ、ストックホルム王立音楽院でヨルマ・パヌラに指揮法を学んだトマーシュ・ネトピル。“チェコの次代を担う若手”として聴衆の期待を一身に集めている注目の指揮者です。2002年、フランクフルトで開催された“第1回ゲオルク・ショルティ指揮者コンクール”で優勝、プラハ国立劇場の音楽監督を経て2013/2014年からはエッセン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。
ヤナーチェクやドヴォルザークなどのチェコ作品を得意とするだけでなく、ドイツ、オーストリア作品などの基本的なレパートリーも手中に収めているネトピル、2018/2019のシーズンも歌劇をはじめとした数多くの作品の演奏が予定されています。
ネトピルは、チェコと深い関係にあるマーラーの音楽に強く共感しているといい、この第9番の演奏では、晩年のマーラーが至った境地を鮮やかに描き出すことに成功、濃密な感情表現を伴った美しい音楽が生まれています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
マーラー(1860-1911):交響曲第9番 ニ長調
【演奏】
トマーシュ・ネトピル(指揮)
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2018年4月10-13日
Philharmonie Essen, Alfried-Krupp-Saal
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年10月10日 00:00