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スウェーデン発ピアノ・トリオ新録音。フィリップ・エケストゥーベ(Filip Ekestubbe)トリオの美ジャケなデビュー作

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フィリップ・エケストゥーベはスウェーデン・ジャズ・シーンの新世代のピアニスト。
本国や欧州で10年近く活躍し、マグナス・リンドグレン(sax)、美人シンガーのイザべラ・ラングレン、ペーター・アスプルンド(tp)らスウェーデンの人気ジャズ・ミュージシャンらと共演した経歴を持つ。

自身のピアノ・トリオを結成したのは5年前、この『On a clear day』はデビュー作。スウェーデンのジャズ・レーベルProphoneから。

全9曲収録の内容で、スタンダード名曲を洗練されたアレンジで聴かせ、自身のオリジナル・ソングもフィーチャーした、ヨーロピアン・ジャズ・ピアノのエッセンスに満ちた演奏を堪能できる。
オスカー・ピーターソン、アーマッド・ジャマル、そしてビル・エヴァンスなどのジャズ史に残る名ピアノ・トリオに影響を受けたスタイルがその魅力。
晴れた日に、ヨーロピアン・ジャズ・ピアノの“永遠”が見える。

Filip Ekestubbe Trio:
Filip Ekestubbe(p)
Niklas Fernqvist(b)
Daniel Fredriksson (ds)

トラックリスト:
1.Finkes Blues(Filip Ekestubbe)
2.Our Love Is Here to Stay(George Gershwin)
3.On a Clear Day(Burton Lane)
4.Blues on Top(Filip Ekestubbe)
5.Walkin’ My Baby Back Home(Fred E. Ahlert)
6.I Got It Bad(George Gershwin)
7.Cochiese(Alvin Batiste)
8.If I Were a Bell(Frank Loesser)
9.Just One of Those Things(Cole Porter)

ヨーロピアン・ジャズ・ピアノを聴くなら澤野工房
2017-2018リリース・セレクト4作

Roberto Olzer Trio / CELESTE

1971年イタリア・ドモドッソラ生まれのピアニスト、ロベルト・オルサー。エンリコ・ピエラヌンツィにジャズ・ピアノを師事した実力派。澤野工房初登場は2015年『The Moon and the Bonfires』で本作は4作目。タイトルはCELESTE(天)。元々クラシックの素養があるピアノは端正にて、美的魅力に満ちている。

 

Serge Delaite Trio / SWEET AND BITTER

フランス、オーヴェルニュ生まれのピアニスト、セルジュ・デラート。澤野工房の看板ピアニストであり、2003年に傑作『LOOKIN' UP』でレーベル初登場し、10作以上のアルバムをリリース。2018年作の本作はタイトルどおり、甘くほろ苦いデラートのもつ優美なタッチが光る逸品。“テイク・ファイヴ”他ススタンダードを極上の解釈で聴かせる。

 

Alessandro Galati Trio / OUTER GOLD, INNER LORD

イタリアが生んだピアノの魔術師アレッサンドロ・ガラーティ。その端正で美的センス抜群のピアノには定評がある。本作では、これまでオリジナル曲志向だったガラティが全曲スタンダードにトライしている。“アローン・トゥゲザー”“キャラバン”“イパネマの娘”他、独自の解釈で美を極める。

 

Elmar Brass Trio / BRASSABI!

ドイツ・ハノーファー出身のピアニスト、エルマー・ブラス。流れるようなテンポ感、抜群のテクニックはオスカー・ピーターソンからの影響大。澤野工房初登場は2010年。以降、秀作を発表し、2017年の本作はレーベル5作目の逸品。初来日コンサート後にレコーディングされたためタイトルも『BRASSABI!』=ブラス+わさび!

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年10月19日 17:30