ヤノフスキ&ドレスデン・フィル/ベートーヴェン:歌劇“フィデリオ” 2020年録音!(SACDハイブリッド)
Janowski (c) Björn Kadenbach
コロナ禍の苦難を乗り越えてセッション録音が実現。
巨匠ヤノフスキ率いるドレスデン・フィルによる『フィデリオ』全曲、2020年録音!
SACDハイブリッド盤。精力的に演奏と録音活動を行う巨匠マレク・ヤノフスキ。注目の新譜はドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』のセッション録音です!
本来であれば2020年ベートーヴェン生誕250周年記念のコンサートとしてライヴ収録されるはずでしたが、新型コロナウィルス感染拡大により演奏会は中止となってしまいました。しかし、多くの苦難を乗り越えて2020年6月と11月の2期に分け録音が実現しました。ソーシャルディスタンスを保つためには通常配置での録音は不可能なため、オーケストラ団員は一定の距離を置き、ソリスト陣はステージ側の2階席に配置、さらに合唱団は別録りをするという、極めて異例な形でのセッション録音となりましたが、この非常に困難な状況だからこそ生まれた音楽の一体感には感動せずにはいられません。
当演奏のソリストはヤノフスキが信頼を寄せる歌手ばかり。レオノーレ(フィデリオ)役のリーゼ・ダヴィドセン、フロレスタン役のクリスティアン・エルスナーなどの豪華なソリストが参加しております。巨匠ヤノフスキと演奏者全員の思いがひとつとなった当録音。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣渾身の録音となりました。
(キングインターナショナル)
Davisden Elsner Zeppenfeld (c) Björn Kadenbach
【曲目】
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』 Op.72(1814)(全2幕)
【演奏】
リーゼ・ダヴィドセン(ソプラノ:レオノーレ(フィデリオ))
クリスティアン・エルスナー(テノール:フロレスタン)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:ロッコ)
クリスティーナ・ランツハマー(ソプラノ:マルツェリーネ)
コーネル・フレイ(テノール:ヤキーノ)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン:ドン・ピツァロ)
ギュンター・グロイスベック(バス:ドン・フェルナンド)
アーロン・ぺグラム(テノール:囚人1)
チャオ・デン(バス:囚人2)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
アンドレ・ケリングハウス(合唱指揮)
ライプツィヒMDR放送合唱団(男声)
フィリップ・アーマン(合唱指揮)[第1幕第7曲のみ]
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
【録音】
セッション録音
2020年6月&11月
ドレスデン、クルトゥーアパラスト(文化宮殿)
レコーディング・プロデューサー:
ヨブ・マールセ(San Francisco Classical Recording Company, SFCRC)
バランス・エンジニア&エディティング:
ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International)
Dresdner Philharmonie (c) Björn Kadenbach
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック) BEETHOVEN 2020
掲載: 2021年06月17日 00:00