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Glossa Cabinetシリーズ 2022 ~ スペインから届く古楽の愉しみ ~(6タイトル)

ブリュッヘン

 

 

スペインから届く古楽の愉しみ。美麗なジャケット・デザインでも人気を誇るGlossa Cabinetシリーズ。今回はブリュッヘン&18世紀オーケストラの“J.S.バッハ:復活祭オラトリオ”2011年オランダ・ライヴに、ライラ・シャイエークのベンダ:ヴァイオリン・ソナタ集、ホセ・ミゲル・モレーノのルイス・ミラン:リュート作品集、ラ・ヴェネクシアーナのジェズアルド:マドリガーレ集第4巻、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレのマレンツィオ:5声のマドリガーレ集第1巻、イ・トゥルキーニのカレザーナ:カンタータ《東方三博士の礼拝》など、古楽の名盤・貴重盤を復刻!

J.S.バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249/オルガン協奏曲(原曲:BWV.35&BWV.156)
フランス・ブリュッヘン(指揮)18世紀オーケストラ、カペラ・アムステルダム、他

フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラのJ.S.バッハ「復活祭オラトリオ」のライヴ・レコーディング!ブリュッヘン&18世紀オーケストラは、キリストの復活を祝う壮麗な「復活祭オラトリオ」の合唱に「ロ短調ミサ」、「ヨハネ受難曲」でもコンビを組んだカペラ・アムステルダムを起用。「復活祭オラトリオ」のライヴのために集まったソリストたち、マイケル・チャンスや、マルクス・シェーファーなど、ブリュッヘンからの信頼も厚い名歌手たちの存在も心強いものがあります。
ブリュッヘン&18世紀オーケストラは、「昇天節オラトリオ」ではなく「オルガン協奏曲」を「復活祭オラトリオ」に組み合わせるという独自の解釈を披露。ピーター=ヤン・ベルダーがソリストを務めるこの"仮想"の「オルガン協奏曲」は、2つのカンタータ「BWV.35」と「BWV.156」の器楽楽章を題材としており、ブリュッヘンの「復活祭オラトリオ」を完成させる重要な役割を担っています。ブリュッヘン&18世紀オーケストラの"奇跡のバッハ"が今ここに舞い降りる ――!
(東京エムプラス)

ベンダ:ヴァイオリン・ソナタ集
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)、ヴァーツラフ・ルクス(チェンバロ&フォルテピアノ)、フェリクス・クネヒト(チェロ)

スペインのグロッサ(Glossa)とスイスの古楽音楽大学バーゼル・スコラ・カントルムの共同製作シリーズ。ドイツのベルリン州立図書館に遺されている未出版の筆写譜から、18世紀ドイツの音楽家フランツ・ベンダ(1709-1786)のヴァイオリン・ソナタが蘇ります。
グラウンやクヴァンツの跡を継ぎ宮廷の要職を務めたベンダのヴァイオリン・ソナタを弾くライラ・シャイエークは、バーゼル・スコラ・カントルムの名教師キアラ・バンキーニの秘蔵っ子であり後継者の有力候補。2010年からは自身もバーゼル・スコラ・カントルムでバロック・ヴァイオリンの教授を務めながら、バンキーニのアンサンブル415、ボニッツォーニのラ・リゾナンサなどで活躍するスイス古楽界の新星がグロッサに新風を吹き込みます!
(東京エムプラス)

ルイス・ミラン:リュート作品集
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)、エリジオ・キンテイロ(ルネサンス・ギター&ビウエラ)

世界有数の古楽系撥弦楽器の名手、音楽学者、楽器製作者、歴史的楽器のコレクター、そしてスペインの名門古楽レーベル"グロッサ(Glossa)"の共同創設者という様々な姿を持つホセ・ミゲル・モレーノによるルイス・ミラン(c.1500-1561)の作品集。
ルイス・ミランはルネサンス期のスペインの作曲家であり、ビウエラ奏者で、言葉によりテンポを指定した最初の作曲家の一人としても知られています。またビウエラのための曲集を初めて出版した人物としても知られています。
(東京エムプラス)

カレザーナ:カンタータ《東方三博士の礼拝》
アントニオ・フローリオ(指揮)、イ・トゥルキーニ、他

歴史に埋もれたイタリア、ナポリのバロック音楽の開拓者たち、"アントニオ・フローリオ"と"イ・トゥルキーニ"による17世紀ナポリの音楽家クリストファロ・カレザーナ(c.1640-1709)のカンタータ!
アレッサンドロ・スカルラッティが台頭する以前のナポリを代表する音楽家として、名教師フランチェスコ・ プロヴェンツァーレと並び立ったカレザーナ。カレザーナの音楽、特にオラトリオなどの宗教音楽は次世代のペルゴレージに大きな影響を与えたとされており、ナポリ楽派、そしてイタリア音楽の歴史における重要な音楽家です。アントニオ・フローリオ&イ・トゥルキーニの演奏と、現代に呼び覚まされたナポリの音楽の素晴らしさは格別なものがあります。
(東京エムプラス)

マレンツィオ:5声のマドリガーレ集第1巻
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ

コンチェルト・イタリアーノやラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーたちによってイタリアで結成された、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルのドリーム・チーム「ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ」による、マドリガーレ後期の天才作曲家ルカ・マレンツィオ(c.1553-1599)の「5声のマドリガーレ集第1巻」!
16世紀のイタリア、ローマを主な活躍の場とし、貴族や枢機卿の後ろ盾を得て、独創的なマドリガーレを次々と世に送り出し、絶大な人気を誇ったマレンツィオ。1580年に出版された「5声のマドリガーレ集第1巻」は、マレンツィオのマドリガーレ作曲家の出発点となった若き日の作品であり、5声の力強いハーモニー、豊かな響きと絵画のような色彩感と、優れた芸術性が発揮された大作です。また、ナニーノ、モスカーリャ、ド・マック、ソリアーノ、ゾイロ、そしてマレンツィオの合作による曲集「甘き思い(Dolci affetti)」からは、当時の"ローマの音楽"のレベルの高さ、類稀な才能の饗宴が聴こえてきます。ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの歌声が、マレンツィオの、そしてマドリガーレの歴史の再発見、探究の旅へと導いていくれます。
(東京エムプラス)

カルロ・ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第4巻(1596)
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、ラ・ヴェネクシアーナ

鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるラ・ヴェネクシアーナによるジェズアルド・エディションよりマドリガーレ集第4巻がGlossa Cabinetシリーズから登場!ジェズアルドは16世紀イタリアでヴェノーサ公、コンツァ伯の地位を授かった貴族であり作曲家として多くの素晴らしい声楽作品を残したことで知られています。イタリア・ルネサンス&バロック期の声楽曲のスペシャリストとして絶賛を受けるラ・ヴェネクシアーナのジェズアルド。これは必聴盤です!
(東京エムプラス)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月01日 00:00