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レミ・バロー/ブルックナー: 交響曲 第1番 ハ短調 ウィーン稿(1891)(SACDハイブリッド)

レミ・バロー

異色の解釈で知られるレミ・バローのブルックナー録音、今作は第1番のウィーン稿の登場!

リンツ大聖堂のオルガニストとして働いていたブルックナーが、オルガン演奏と並行して1865年から作曲を開始、翌年に完成、1868年に初演された「交響曲第1番」。彼は初演後に幾度かの改訂を行っていますが、交響曲第8番完成・改訂後の1890年から1891年にかけて大規模な改訂を行いました。これは初期の作品をもう一度演奏したいという指揮者ハンス・リヒターの要請によるものとされ、この稿の初演は1891年12月13日にリヒターが指揮するウィーン・フィルハーモニーが行っています。番号こそ「第1番」であるものの、改訂されたのが晩年であることもあり、同じ主題を持ちながらも曲の様式は1877年改訂のいわゆる「リンツ稿」とは随分変化しており、洗練された作風から生まれた響きは朴訥さよりも濃厚なものになっています。聖フローリアン修道院教会の長く美しい残響を活かしたテンポ設定による雄大な演奏を高音質で存分にお楽しみいただけます。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲 第1番 ハ短調 WAB 101 ウィーン稿(1891)

1. I. Allegro 15'48
2. II. Adagio16'23
3. III. Scherzo. Schnell 10'19
4. IV. Finale. Bewegt, feurig 21'20

【演奏】
聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団
レミ・バロー(指揮)

【録音】
2022年8月20日(ライヴ)
聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン
(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)

CD/SACD STEREO,
SACD 5ch

総収録時間:64分