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ジャン・チャクムルによる新シリーズ「シューベルト+」第3弾!『シューベルト+クルシェネク』(SACDハイブリッド)

ジャン・チャクムル

ジャン・チャクムルの一大企画「シューベルト+」。
第3弾はエルンスト・クルシェネク!


2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルが、2028年のシューベルト歿後200年に向け続々とリリースしている一大プロジェクト「シューベルト+」。当シリーズはシューベルトの主要なピアノ独奏曲と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その作品に焦点を当てるだけでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから生まれた企画で、これまでに「シューベルト+シェーンベルク」(KKC-6701 / BIS SA-2650)、「シューベルト+ブラームス」(KKC-6803 / BIS SA-2680)がリリースされ絶賛されています。

第3弾はエルンスト・クルシェネク(クレネク)です。ウィーン出身でドイツやアメリカで活躍したクルシェネクは、作曲家として70年以上のキャリアを持つ多作家。時代によってさまざまなスタイルを取り入れたことでも知られますが、1920年代に作曲したピアノ・ソナタ第2番は、シューベルトを思わせる技巧ながら19世紀のウィーンというよりも20世紀初頭のパリの香りがする音楽です。

シューベルトの未完のソナタ第15番は「レリーク」の名で知られ、未完にしてシューベルトの重要作とされています。当ソナタはシューベルトの生前には出版されず、シューベルトの死後、1839年にローベルト・シューマンにより発見されました。

20世紀に入りクルシェネクだけでなく、バドゥラ=スコダ、プルーデルマッハーなどの名ピアニストも補完版を発表しています。クルシェネク版についてチャクムルは「スコアに明記されていなければ、クルシェネクがどこから補筆しているのか聞き分けるのは難しいだろう」と語っています。
(キングインターナショナル)

輸入盤(SACDハイブリッド)

DSD
5.0 Surround sound
マルチチャンネル
BIS ecopak
67'54

 

国内仕様盤(SACDハイブリッド)

[日本語帯・解説付き]
DSD
5.0 Surround sound
マルチチャンネル
BIS ecopak
67'54

 

【曲目】
(1)クルシェネク:ピアノ・ソナタ第2番 Op.59 IEK29(1928)
(2)シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817(1824)
(3)シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915(1827)
(4)シューベルト(クルシェネク補完):ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」(1825)

【演奏】
ジャン・チャクムル(ピアノ/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

【録音】
2022年9月12~17日/テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)

プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2024年03月26日 00:00