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マイケル・ティルソン・トーマス『ドイツ・グラモフォン&アーゴ録音全集』CD14枚組 2024年10月25日発売~MTT80歳記念!

ティルソン・トーマス

祝80歳記念。当代きってのアメリカ人指揮者によるDG&アーゴ録音を初集大成 CD14枚組ボックス・セット


アメリカの指揮者、マイケル・ティルソン・トーマスが2024年、80歳の誕生日を迎えます。それを記念してドイツ・グラモフォン(1970年~2002年)とアーゴ(1992年~1995年)に行われた録音が初めてすべてまとめて発売されます。CD14枚組ボックス・セット。限定盤。

マイケル・ティルソン・トーマスは1970年代初頭に国際的な舞台に登場し、ドイツ・グラモフォンからチャイコフスキー、ドビュッシー、アメリカ音楽のアルバムをリリースしました。その時の契約期間は短かったですが、ボストン交響楽団の主要メンバーと共にドビュッシーのソナタを演奏し、その卓越したピアノの腕前も披露しました。その後ロンドン交響楽団の音楽監督に就任し、再びドイツ・グラモフォンにバーンスタインの2つのアルバムを制作しました。『オン・ザ・タウン』と『アリアと舟歌』ではバーンスタインと親しく長年の協力者でもあるフレデリカ・フォン・シュターデとトーマス・ハンプソンが参加しています。またピアニストのジャン=マルク・ルイサダやチェロ奏者のミッシャ・マイスキーとは彼ら特有の洞察力に富んだ共感を呼ぶ協奏曲を録音しています。エルヴィス・コステロによる『イル・ソーニョ』(『真夏の夜の夢』のためのバレエ・スコア)では最も多様なスタイルを形作るというティルソン・トーマスの技量が目立ちます。CD12からCD14はティルソン・トーマスがアーゴ・レーベルに行った録音です。ラテン・アメリカの舞曲を収めた陽気なアルバム(『タンガーソ』)、感覚に訴えるモートン・フェルドマンの管弦楽曲集、そしてティルソン・トーマスの大学時代の恩師で作曲家のインゴルフ・ダールに捧げたアルバムが収められています。共演しているニュー・ワールド交響楽団は、1987年にクラシックの若手音楽家のキャリア形成を目的として、ティルソン・トーマスによって設立されたオーケストラですが、その後すぐに国際的な評価を確立しました。

オリジナル・ジャケット仕様。新規リマスタリング。ブックレットにはアーカイブ写真、ピーター・クアントリルによる詳しい解説が掲載されています。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

【曲目】
《CD1》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調Op.13『冬の日の幻想』
【演奏】ボストン交響楽団
【録音】1970年3月、ボストン

《CD2》
1-3) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
4-6) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
【演奏】ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)、ロンドン交響楽団
【録音】1993年5月、ロンドン

《CD3》
ドビュッシー:
1-5) 管弦楽のための『映像』
6) 牧神の午後への前奏曲
【演奏】ドーリオー・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(6)、ボストン交響楽団
【録音】1971年2月、ボストン

《CD4》
ドビュッシー:
1-3) ヴァイオリン・ソナタ
4-5) チェロ・ソナタ ニ短調
6-8) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
9) ソロ・フルートのためのシランクス
【演奏】ジョゼフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(1-3)
マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)(1-5)、ジュール・エスキン(チェロ)(4-5)
ドーリオー・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(6-9)
バートン・ファイン(ヴィオラ)(6-8)、アン・ホプソン(ハープ)(6-8)
【録音】1970年1月-3月、ボストン

《CD5》
1-3) アイヴズ:ニュー・イングランドの3つの場所
4-9) ラッグルズ:交響詩『太陽を踏む者』
【演奏】ボストン交響楽団
【録音】1970年1月&3月、ボストン

《CD6》
ストラヴィンスキー:
1) カンタータ『星の王』
2-15) バレエ『春の祭典』
【演奏】ニュー・イングランド音楽院男声合唱団(1)、ボストン交響楽団
【録音】1972年1月、ボストン

《CD7》
1-3) ピストン:交響曲第2番
4-5) W.H.シューマン:ヴァイオリン協奏曲
【演奏】ポール・ズコフスキー(ヴァイオリン)(4-5)、ボストン交響楽団
【録音】1970年10月、ボストン

《CD8》
ショスタコーヴィチ:
1-4) チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
5-7) チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
【演奏】ミッシャ・マイスキー(チェロ)、ロンドン交響楽団
【録音】1993年8月、ロンドン

《CD9》
1-25) バーンスタイン:ミュージカル『オン・ザ・タウン』
【演奏】フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)
タイン・デイリー、マリー・マクローリン、イヴリン・リアー(ソプラノ)
トーマス・ハンプソン、クルト・オルマン(バリトン)、デイヴィッド・ギャリソン(テノール)
サミュエル・レイミー(バス)、クレオ・レーン(ヴォーカル)、メリエル・ディキンソン(コントラルト)他
ロンドン・ヴォイセズ、ロンドン交響楽団
【録音】1992年6月、ロンドン(ライヴ)

《CD10》
バーンスタイン:
1-8) アリアと舟歌
9-14)『クワイエット・プレイス』組曲
15-23)『ウェスト・サイド・ストーリー』よりシンフォニック・ダンス
【演奏】フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)(1-8)
トーマス・ハンプソン(バリトン)(1-8)、ロンドン交響楽団
【録音】1993年9月、ロンドン

《CD11》
1-24) エルヴィス・コステロ:イル・ソーニョ
【演奏】ピーター・アースキン(パーカッション)、ジョン・ハール(サクソフォン)
クリス・ローレンス(コントラバス)、ロンドン交響楽団
【録音】2002年4月、ロンドン

《CD12》
[Tangazo-Music of Latin America]
1) カルロス・チャベス:インディオ交響曲(交響曲第2番)
2) コープランド:ダンソン・クバーノ(キューバ舞曲)
3-6) アマデオ・ロルダン:組曲『レバンベランバ』
7) シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ
8-10) アレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ:3つのキューバ舞曲
11) アマデオ・ロルダン:リトミカ第5番
12) ピアソラ:タンガーソ
13-16) ヒナステラ:バレエ組曲『エスタンシア』Op.8a
【演奏】ニュー・ワールド交響楽団
【録音】1992年4月、フロリダ

《CD13》
[Defining Dahl-The Music of Ingolf Dahl]
インゴルフ・ダール:
1-3) アルト・サクソフォンのための協奏曲
4) 讃歌
5-7) 金管楽器のための音楽
8-11) サンタバーバラの塔
【演奏】ジョン・ハール(アルト・サクソフォン)(1-3)、ニュー・ワールド・ブラス(5-7)
Ertan Torgul(ヴァイオリン)(8-11)、Gregory Miller(ホルン)(8-11)
Tisha Murvihill(ハープ)(8-11)、ニュー・ワールド交響楽団
【録音】1994年1月、フロリダ

《CD14》
[Coptic Light]
モートン・フェルドマン:
1) ピアノとオーケストラ
2) チェロとオーケストラ
3) コプトの光
【演奏】アラン・フェインバーグ(ピアノ)(1)、ロバート・コーエン(チェロ)(2)、ニュー・ワールド交響楽団
【録音】1995年1月、フロリダ

【演奏】
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年09月11日 00:00

更新: 2024年10月23日 20:00