Rubel(フーベル)『Beleza. Mas Agora A Gente Faz O Que Com Isso?』MPBの枠を越え八面六臂の活躍を見せる異才によるチェンバー・フォーク傑作

約10年に及ぶこれまでの旅の成果を創造力の糧とした、素朴ながらも濃密なチェンバー・フォーク作品が誕生!
カエターノ・ヴェローゾら先達の道へと通ずる傑作!
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■作品詳細
リオデジャネイロのMPBシーンを出自としながらも、もはやMPBの枠を越え八面六臂の活躍を見せる異才、フーベル。
インディー・フォーク・テイストの1stアルバム『Pearl』(2013)に始まり、2ndアルバム『Casas』(2018)では、さらにサウンドの幅を拡げ管弦楽のアレンジやヒップホップを取り入れた煌びやかな作品に。続く3rdアルバム『As Palavras, Vol.1 & 2』(2023)では、自身のルーツであるブラジル音楽へと回帰するとともに、ファンキ・テイストの楽曲も披露してみせた。
これまで様々なアプローチでサウンドの幅を拡げてきたフーベルだが、2年ぶりの新作となった本作『Beleza. Mas agora a gente faz o que com isso?』(2025)では、アレンジはやや控えめに、自身の方法論のルーツといえるフォーク・ミュージックへと回帰。約10年に及ぶこれまでの旅の成果を創造力の糧として、素朴ながらも濃密なチェンバー・フォーク作品を生み出した。
全20曲収録の大作となった前作に対し、本作の収録曲は全9曲。そのうち2曲収録されているカバー曲は、メキシコのシンガー・ソングライター、El David Aguilarの楽曲「A la Ventana, Carolina」のポルトガル語カバー、そしてレディオヘッドの2007年作『In Rainbows』収録の大名曲「Reckoner」のカバーだ。フーベルはこの繊細な楽曲を、トム・ヨークを踏襲するかのようなファルセット・ボイスで優しく包み込むように歌い上げている。地を這うようなストリングスアレンジを手がけたのは、名匠アルトゥール・ヴェロカイだ。
現在MPBはブラジルの音楽市場におけるマイノリティーであることは疑いようもない。しかしシーン屈指のビッグネームであるフーベルは、またしてもカエターノ・ヴェローゾら先達の道へと通ずる傑作を生み出した。
■収録曲
1.Feiticeiro Gozador
2.A Janela, Carolina
3.Ouro
4.Azul, Bebê
5.Pergunta ao Tempo
6.Noite de Réveillon
7.Carta de Maria
8.Praticar a Teimosia
9.Reckoner
▼▼併せてオススメ▼▼
Rubel『As Palavras Vol. 1 & 2』
ブラジル音楽への回帰作となった20曲収録の3rdアルバム!
Rubel『Casas』
数多くのメディアにて2018年ベストに選出された大傑作!
Arthur Verocai『Encore (2025 Repress)』
2000年以降におけるブラジル音楽最高傑作!フーベル作品のストリングスアレンジも手がける、名匠アルトゥール・ヴェロカイが2007年にリリースした名作のアナログ盤!
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■ Rubel「Festival de FRUE 2025」出演
日付:11月1日(土)&2日(日)
会場:つま恋リゾート 彩の郷
https://festivaldefrue.com/index.html
タグ : [anoto] SSW シンガーソングライター アナログレコード 【World】復刻&発掘 世界の音楽
掲載: 2025年08月28日 17:25







