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ストルゴーズ&BBCフィルハーモニック 『ショスタコーヴィチ:交響曲第2番、第5番』 SACDハイブリッド 2026年4月9日発売

ショスタコーヴィチ

好評ストルゴーズのショスタコーヴィチ・サイクル、注目の第5番が登場!

輸入盤(SACDハイブリッド)


国内仕様盤(SACDハイブリッド)

※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説と一柳富美子氏による第2番の歌詞訳が付属します。

■作品詳細

一連の録音と2025年に東京都交響楽団を指揮した交響曲第11番で、ショスタコーヴィチ指揮者としての存在を強烈に印象付けたストルゴーズ。彼のCHANDOSでのショスタコーヴィチ録音は当初、ネーメ・ヤルヴィとスコティッシュ・ナショナル管が1980年代後半に取り組んだ交響曲全曲録音のやり残し(2番、3番、11番から15番)を埋めるのが目的でした。ストルゴーズは第11番から始め、コロナ禍をはさんで後期作品を完結。その出来栄えの見事さと評価の高さにCHANDOSは考えを変え、このコンビによる全集制作を決定しました。当盤の第2番で「穴埋め」は完了。いよいよ中期の作品群への挑戦が始まります。

10代でたまたまショスタコーヴィチの交響曲第1番のレコードを聴いて音楽観が変わるほどの衝撃を受けたというストルゴーズ。彼によると、母国フィンランドでは冷戦時代も隣国ソ連の音楽家の来演は続いており、彼らを通じてショスタコーヴィチ作品の演奏に頻繁に接し、言葉を交わす機会を得ていたそうです。今も多忙な時間を縫って様々な資料を調査し、自筆譜のみならず出版後に行われた演奏に関する作曲家の書き込みやメモも参照。彼が注意を払うのはテンポで、出版後の作曲家の所感を参考にしつつ、作品全体の設計を綿密に検討して設定しているため、印刷されたメトロノームの指示通りではない箇所もままあるとのこと。

交響曲第2番は十月革命10周年を記念する作品。ストルゴーズは第3番と共に「前衛的な要素があり、歌詞の政治的なメッセージを二の次にして自由に創造性を発揮しているかのよう。アヴァンギャルド的な発想など、実にユニークで興味深い」と語っています。深淵を思わせる器楽の低域のざわめきから始まり、スケルツォ的な部分と短い緩徐楽章にあたる部分を経て合唱が導入されてレーニンを高らかに讃えて結ばれる構成はベートーヴェンの第九を思わせる「闇から光へ」の図式ですが、ここでは若きショスタコーヴィチの才気が感じられる細部の仕掛けを丁寧に描いて音楽が一面的になるのを避けています。第5番の演奏時間は49分弱で、やや長めながら標準の範囲と言えるもの。一つ一つのフレーズに言葉を乗せて語らせるかのような緻密な演奏です。ストルゴーズが「ドラマティックなエネルギーに満ちている」と語った第4楽章は、しかし快速爆演系とは一線を画し、煽らず、走らず、巧みに起伏を織り交ぜつつ最後まで密度と重量感のある音楽を押し通します。蓄積されたエネルギーを解き放つような巨大なスケールのコーダと、一面的な熱狂に陥らない冷たさを残した音色が印象的。

ストルゴーズはBBCフィルについて、客演指揮者だったシナイスキーから受けた薫陶や、コンサートマスターのトルチンスキー(元ボリショイ響コンサートマスターで、この2曲でもスケルツォでソロを聴かせる)の存在が「英国の楽団中でもショスタコーヴィチに最も強い存在」にしていると自負しています。BBCフィルの録音を30年以上も手掛けるベテラン、マイク・ジョージのプロデュースは、壮大な音響でも濁らずにディテールを伝え、第2番の「ウルトラ対位法」と呼ばれるフガートや最後の迫力ある合唱、第5番での多彩な打楽器の響きもクリアな音で捉えられています。

※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説と一柳富美子氏による第2番の歌詞訳が付属します。
(ナクソス・ジャパン)

■収録曲

ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
1-4. 交響曲第2番 ロ長調「十月革命に捧ぐ」 Op. 14(1927)*
5-8. 交響曲第5番 ニ短調(1937)

【演奏】
ヨーン・ストルゴーズ(指揮)
BBCフィルハーモニック
ユーリ・トルチンスキー(リーダー)
バーミンガム市交響楽団合唱団*
(合唱指揮:サイモン・ハルシー)*

【録音】
2025年1月30-31日…第5番、2月1日…第2番
UK、マンチェスター、MediaCityUK, Salford

収録時間:67分
SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

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ヨーン・ストルゴーズ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2026年02月26日 15:00