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藤田真央『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第1番、第2番 他』2Blu-spec CD2 初回生産限定盤(ブックレット付)/通常盤 2026年11月28発売

掲載: 2026年05月27日 12:00

藤田真央
[photo: Johanna Berghorn]

藤田真央待望のニューアルバム 今秋に発売!

初回限定盤 2Blu-spec CD2+ブックレット


通常盤 2Blu-spec CD2


藤田真央ニューアルバムは待望のラフマニノフ作品集です。ピアノ協奏曲第3番はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の2026-2027シーズン最初の定期演奏会をライヴ・レコーディング。指揮は藤田真央と縁の深い巨匠アンドリス・ネルソンスで、二人のアルバムでの共演がついに実現します。またピアノ・ソナタ第1番、第2番(1931年改訂版)と小品集はベルリンにて収録。「ここは素晴らしい場所」は藤田真央自身の編曲による版となります。藤田真央の28歳の誕生日に発売されるニューアルバムにご期待ください。

世界の檜舞台で世界最高峰のピアノ演奏を続ける若きピアニスト、藤田真央のニューアルバムが今秋の28歳の誕生日に発売されることが発表された。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番をアンドリス・ネルソンス指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とライヴ録音し、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番、第2番(1931年改訂版)と小品集もスタジオで録音する。全世界の音楽ファンが待ち望む藤田真央のラフマニノフ・アルバムがついに発表されることになり、話題になることは必至だ。

藤田真央は1998年東京生まれの27歳。東京音楽大学在学中の2017年に、スイスのクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、同時に「聴衆賞」「現代曲賞」「青年批評家賞」を受賞して、世界中の音楽関係者から注目を浴びた。また、2019年には、チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞し、その特別な音楽の才能が審査員から熱狂的に支持された。

その後、日本人ピアニストとしては初めてとなるクラシックの名門レーベル、ソニークラシカルとの専属ワールドワイド契約を結び、2022年全世界デビューアルバム「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」を発表。海外では、ドイツのクラシック音楽界で最も権威のある賞のひとつ、オーパス・クラシック賞2023にてYoung Artist of the Yearに選出され、日本では、クラシック音楽の作品ながらオリコン週間アルバム総合チャートにランクイン、また文化庁芸術祭賞を受賞するなど、輝かしいヒットとなったことは記憶に新しい。

ニューアルバム「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第1番、第2番他(タイトル仮名)」は2枚組のアルバムとして、藤田真央の28歳の誕生日である今年の11月28日(土)に発売される。ピアノ協奏曲第3番は今年の9月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の2026-2027シーズン最初の定期演奏会をライヴ・レコーディングするもので、ライヴ収録からわずか3か月弱でのスピード・リリースとなる。指揮は藤田真央とは縁の深い巨匠アンドリス・ネルソンスで、二人のアルバムでの共演がついに実現となる。藤田とネルソンスの出会いは2022年9月。ユジャ・ワンの代役として、藤田がネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と急遽ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を共演した演奏会にさかのぼる。その時、公演のわずか2日前に代役のオファーが来たにもかかわらず、「弾ける」と即答して見事に演奏を成功させたエピソードは、藤田の名をさらに広く世界に轟かせる機会となった。それ以降、ネルソンスとは3度の共演を重ね、満を持しての今回のライヴ・レコーディングとなる。

アンドリス・ネルソンスは1978年生まれ、ラトビアのリガ出身。47歳の若さですでに世界最高峰の指揮者の一人であり、その精緻な音楽構成力と審美眼、豊饒な響きを引き出す手腕には特に評価が高い。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団はドイツのライプツィヒに本拠をおくヨーロッパを代表するオーケストラの一つ。かのメンデルスゾーンがカペルマイスターを務めた19世紀中ごろに飛躍的に発展し、20世紀以降はアルトゥール・ニキシュ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ブルーノ・ワルターといった伝説的巨匠や、リッカルド・シャイー、アンドリス・ネルソンスら現代の巨匠がその任を担ってきた、オーケストラ芸術の結晶のような楽団である。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、藤田がこれまで繰り返し取り上げてきた愛奏曲の一つで、音楽ファンの間でレコーディングが待ち望まれていたレパートリーの一つ。ラフマニノフならではの濃厚なロシア・ロマンティシズムが横溢し、真のヴィルトゥオーゾしか手中にできない超絶技巧がちりばめられた名曲で、藤田とネルソンスの音楽作りに期待が高まる。

アルバムでもう一つ注目なのは、ピアノ・ソナタ第1番と第2番(1931年改訂版)、小品集の録音である。ソニークラシカルから発売された過去2作でも、モーツァルトのピアノ・ソナタを全曲録音したり、ショパン、スクリャービン、矢代秋雄の3つの「24の前奏曲」を一つのパッケージに収めるなど、作品群全体を俯瞰したコンセプトでアルバムを制作してきた藤田真央。ニューアルバムでは、ラフマニノフの2曲のピアノ・ソナタを録音することで見えてくるトータリティに大注目だ。併録の小品は、歌曲からの編曲2作に作曲者若書きの「幻想小曲集」を加えるという選曲で、中でも「ここは素晴らしい場所」は今年の2月、藤田が北米のミネソタに滞在した際に自ら編曲した版ということで興味深い。アルバムのプロデュースは、グラミー賞受賞歴もあり藤田のソニークラシカルでのアルバム制作を一貫して手掛けているフィリップ・ネーデル。録音はベルリンのネーデルが運営するスタジオ「b-sharp」で今月から行われており、小品は5月にすでに収録済みで、8月にソナタ2曲が録音される予定だ。

全世界が注目する藤田真央のニューアルバム「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第1番、第2番他」は、本日より購入予約がスタートしており、アルバム収録曲も披露する東京と福岡での2夜連続のピアノ・リサイタルも発表された。8月のベルリンでの録音、9月のゲヴァントハウスでのライヴ録音を楽しみにしたい(文中敬称略)。
(ソニーミュージック)

藤田真央
藤田真央レコーディング写真(2026年5月 ベルリン、b-sharp にて

【曲目】
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)
(1) ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
(2) ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28
(3) ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.36(1931年改訂版)
(4) 「ここは素晴らしい場所」Op. 21-7(藤田真央編)
(5) ヴォカリーズ Op.34-14
(6) 幻想的小品集 Op.3

【演奏】
ピアノ:藤田真央
アンドリス・ネルソンス指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団((1)ライヴ)

【藤田真央 プロフィール】

1998年東京都生まれ。3歳でピアノを始める。
2017年、18歳で第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。2019年には第16回チャイコフスキー国際コンクール第2位に輝き、その比類なき音楽性で審査員と聴衆を魅了した。繊細さと圧倒的なヴィルトゥオジティを兼ね備えた唯一無二の音色は世界的に高く評価され、名だたる劇場でのリサイタルや一流オーケストラとの共演を重ねている。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、エディンバラ国際音楽祭、BBCプロムスなど、主要音楽祭の常連としても活躍し、今もっとも国際的に注目される日本人ピアニストのひとりである。

2025/26シーズンには、チョン・ミョンフン指揮ミラノ・スカラ座フィル、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮フランス放送フィルとの日本ツアーをはじめ、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルとの欧州ツアー、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルとのスペインツアー、ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団とのドイツツアーを行う。さらに、ボストン交響楽団、トロント交響楽団、韓国KBS交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団との初共演に加え、チェコ・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ウィーン交響楽団等との再共演も決定。リサイタルでは、ウィーン、パリ、ハンブルク、リスボンを巡る欧州ツアーのほか、ニューヨーク・カーネギーホールへの3度目の登場を含む北米8都市(クリーヴランド、ボストン、サンフランシスコ、バンクーバーなど)でのツアーを行う。25年12月には、キリル・ゲルシュタインとの日本10都市のデュオ・リサイタルツアーで大きな話題を集めた。

これまでに、セミヨン・ビシュコフ、リッカルド・シャイー、クリストフ・エッシェンバッハ、ダニエレ・ガッティ、ヤクブ・フルシャ、マンフレート・ホーネック、マレク・ヤノフスキ、アンドリス・ネルソンス、ラハフ・シャニ、山田和樹といった世界的指揮者と共演。オーケストラではロイヤル・コンセルトヘボウ管、クリーヴランド管、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、ロサンゼルス・フィル、ワシントン・ナショナル響、NHK交響楽団、東京都響、読売日本響といった名門楽団と共演を重ねている。

室内楽奏者としても高い評価を得ており、ルノー・カプソン、ゴーティエ・カプソン、レオニダス・カヴァコス、エマニュエル・アックス、アントワン・タメスティ、キアン・ソルターニらと共演。ハーゲン弦楽四重奏団との共演ではザルツブルク音楽祭デビューを果たした。

2021年、ソニー・クラシカル・インターナショナルと専属契約を締結。2022年にリリースしたデビュー・アルバム《モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集》は、その透明感あふれる音響と精緻な解釈で絶賛を浴び、オーパス・クラシック賞を受賞。またヴェルビエ音楽祭やウィグモア・ホール、日本各地のホールでの全曲演奏会も成功を収めた。2024年には《72 Preludes ~ショパン、スクリャービン、矢代秋雄:24の前奏曲》を発表。著書に『指先から旅をする』『指先から旅をする2』(文藝春秋)がある。
20年~26年までベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にてキリル・ゲルシュタインに師事した
(2026年4月現在)

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