クリスティーナ・オルティス『クリスティーナ・オルティス~ワーナー録音全集』11枚組 2026年10月30日発売
掲載: 2026年08月07日 12:00

ヴァン・クライバーン国際コンクール初の女性覇者となった、クリスティーナ・オルティス。まばゆい技巧と深い詩情による名演が収録された、最新リマスター音源も含むワーナー録音全集。
輸入盤CD11枚組
ブラジルが生んだ名ピアニスト、クリスティーナ・オルティス(1950 - )。彼女の輝かしい芸術性を称え、1973年から1980年にかけて旧EMI Classics(現Warner Classics)に行ったすべての録音を網羅したボックスセット。
1969年のヴァン・クライバーン国際コンクール優勝直後の瑞々しく力強いエネルギーを捉えたこのコレクションは、彼女の驚異的な多才ぶりと、極めて多彩なレパートリーを証明するものです。アシュケナージ、プレヴィン、ベルグルンドといった巨匠たちの指揮による圧倒的なピアノ協奏曲から、ショパンの色彩豊かなソロ名作品、そして彼女の故郷であるブラジルの温かくリズム感あふれる作品まで、ジャンルを軽やかに横断します。まばゆいばかりのテクニックと、深い詩的な洞察力の融合がここにあります。
初CD化を含む多くのアルバムがオリジナル・マスターテープから綿密に最新リマスタリングされ、真に輝かしいピアノの才能を、最高の音質でありのままに捉えています。
《クリスティーナ・オルティス》
1950年ブラジルのバイーア州に生まれたクリスティーナ・オルティスは、わずか2歳でピアノを弾き始め、8歳でブラジル音楽院に入学して正式な音楽教育を受け始めた類稀な天才少女でした。その後、奨学金を得てパリへ渡り、名高きピアニストのマグダ・タリアフェロに師事。さらにフィラデルフィアのカーティス音楽院へと進み、伝説的なピアニストであるルドルフ・ゼルキンのもとで熱心に研鑽を積みました。
彼女が世界的な注目を集めるきっかけとなったのは1969年、第3回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでの金メダル獲得です。これは同コンクールにおいて、女性として史上初の優勝という歴史的快挙でした。
以後、ソリストとしてベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ交響楽団、アムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など、世界屈指のオーケストラと次々に共演。ウラディーミル・アシュケナージやアンドレ・プレヴィンといった著名な指揮者たちとも息の合った名演を重ねてきました。
ディスコグラフィーも非常に豊富で、EMI、Decca、BIS、Naxosなどの主要レーベルから30枚以上のアルバムをリリースしています。ヴィラ=ロボス、ファリャ、グラナドスといったブラジルやスペインの作曲家の決定盤として高く評価されているほか、ロマン派の大協奏曲からソロの小品、室内楽にいたるまで、その広大なレパートリーで聴衆を魅了し続けています。
長年ロンドンを拠点に活動し、現在はフランスに在住。現在は熱心な教育者としても精力的に活動しており、世界各地の権威ある国際的な音楽機関においてマスタクラスやワークショップを開催し、若いピアニストの育成に深い情熱を注いでいます。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【収録予定曲】
《CD1》
エイトル・ヴィラ=ロボス:
『奥地の祭り』『ブラジルの魂』『セレナード弾きの印象』
『赤ちゃんの一族 第1集』
フルクトゥオーゾ・ヴィアナ:
『黒人の踊り』『子供の遊び』
レオポルド・ミゲス:
『夜想曲』
カマルゴ・グアルニエリ:
『ポンテイオ(前奏曲)』第24, 30番
『黒人の踊り』『ブラジル舞曲』
エイトル・ヴィラ=ロボス:
『カボークロの伝説』
オスカル・ロレンソ・フェルナンデス:
『ブラジル組曲 第2番』(全3曲)
『ブラジル組曲 第3番』~III. ジョンゴ(未発表音源)
[録音]7-8.V.1974, Abbey Road Studios
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD2》
ショスタコーヴィチ:
ピアノとトランペットと管弦楽のための協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)ハ長調Op.35
ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102
ピアノのための3つの幻想的な舞曲 Op.5
[共演]ロドニー・シニア(トランペット:Op.35)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮:Op.35, 102)
ボーンマス交響楽団(Op.35, 102)
[録音]14.VI.1974 (Op.35, 5) & 4.I.1975 (Op.102),
No. 1 Studio, Abbey Road, London
《CD3》
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
ドホナーニ:ピアノと管弦楽のための童謡主題による変奏曲 Op.25
[共演]小泉和裕(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
[録音]19-20.V.1975, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD4》
プーランク:ピアノ協奏曲 FP 146
[共演]ルイ・フレモー(指揮)バーミンガム市交響楽団
[録音]21.IV.1976, Bedworth Civic Centre
ガーシュウィン:セカンド・ラプソディ(第2狂詩曲)
(ピアノと管弦楽のための(ロバート・マクブライド編))
コンスタント・ランバート:カンタータ『リオ・グランデ』
[共演]アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]18.IX.1973 (ランバート), 1-2.VII.1980 (ガーシュウィン),
No. 1 Studio, Abbey Road, London
《CD5》
プロコフィエフ:
バレエ音楽『シンデレラ』(抜粋)(プロコフィエフ編)
バレエ音楽『ロメオとジュリエット』からのピアノのための10の小品
[録音]26, 27 & 29.IV.1976, No. 1 Studio, Abbey Road, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD6》
ドビュッシー:『子供の領分』CD 119, L. 113
ハチャトゥリアン:『子供のアルバム』第1巻「少年時代の画集」
~ 誕生日のパーティー、昔話、木馬、ギャロップ
モンポウ:『子供の情景』
プロコフィエフ:『年老いた祖母の話』Op. 31
イベール:『物語』(イストワール)
ハチャトゥリアン:『子供のアルバム』第1巻
~ バレエのひとこま(バレエ音楽『ガイーヌ』のアダージョ)
[録音]1, 2, 4.XII.1975, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD7》
ヴィラ=ロボス:
ブラジル風バッハ 第3番
カーニヴァルの道化ファンタジー
[共演]ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
[録音]13.IX.1976, 1.II.1977, Abbey Road Studios, London
《CD8》
アルベニス:
『スペインの歌』Op.232 ~セギディーリャ、コルドバ
『イベリア』B.47 ~ エル・アルバイシン、トリアーナ
ファリャ:『ベティカ幻想曲』(アンダルシア幻想曲)
グラナドス:『12のスペイン舞曲』Op.37
~ アンダルーサ、オリエンタル、ロンダリャ・アラゴネーサ、
ボレロ、メランコリカ
トゥリーナ:『セビリアの街角で』(ピアノのための印象)Op.96
[録音]13 & 15.I.1977, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD9》
フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 FWV.7
[共演]メディチ弦楽四重奏団
[録音]14-15.IV.1977, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD10》
ショパン:
バラード 第1番 ト短調 Op.23、 第2番 ヘ長調 Op.38
第3番 変イ長調 Op.47、第4番 ヘ短調 Op.52
ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53『英雄』
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
[録音]5-6, 10 & 12.VII.1977, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
《CD11》
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
フランク:ピアノと管弦楽のための交響的変奏曲 FWV 46
フランク:交響詩『ジン(鬼神)』 FWV.45
[共演]ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
[録音]9.IX & 22.X.1979, Abbey Road Studios, London
Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio
【演奏】
クリスティーナ・オルティス(ピアノ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)