インタビュー

こんがりコーンが焼けるまで

掲載: 2002年06月06日 17:00

更新: 2003年03月03日 21:17

94年にリリースされた記念すべきファースト・アルバム。ひたすらダークでヘヴィー。本能のまま怒りをブチまけたような混沌とした状態は、聴いていて全身が痛くなるよう。その凄まじいテンションには圧倒される。17分にも及ぶ大作“Daddy”を歌うジョナサン・デイヴィスの声にはマジ泣けた。プロデュースはロス・ロビンソンが担当。

前作同様にロス・ロビンソンをプロデューサーに迎えたセカンド・アルバム。前作の路線を押し進めたサウンドだが、幾分肩の力を抜いてリラックスした雰囲気も感じられる。曲も洗練され、全体的にバランスの取れた内容だ。もちろんジョナサンのヴォーカルは気合い十分で、リアリティーに満ちている。アイス・キューブのカヴァーあり。

前作以降急増したコーン・フォロワーを突き放すかのような98年リリースの3枚目。本作では過去の2作とはまた違う方向性を見い出し、さらなるステージへと大きく飛躍。ヘヴィー・ロックに新しい可能性を切り拓いた記念碑的作品となった。アイス・キューブ、リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストがゲストで参加したことも話題。

傑作と評価の高い前作から1年3か月ぶりのリリースとなった4作目。バグパイプのイントロで始まり、なにやら一瞬の平安をもたらされたかのように思うのも束の間、コーンの真骨頂とも言える怒濤のヘヴィー・ナンバーに血が騒ぐ。ジョナサン・デイヴィスのますます感情を露わにした歌は悲痛感すら漂うようだ。

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ソース: 『bounce』 232号(2002/5/25)

文/遠藤通雄